【洋楽】もはや映画!おすすめシンフォニックメタルMV3選【第4弾】

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洋楽コラム

ヘヴィメタルとオーケストラやオペラなどのクラシカルな要素を加えて生まれたシンフォニックメタル。シンフォニック感の表現もバンドによって大きく異なり、フルオーケストラを導入したバンドからシンセサイザーでオーケストラを表現するバンドまでさまざまな手法でシンフォニックメタルが作られてきました。今回の記事では前回に引き続き私がおすすめしたいシンフォニックメタルバンドのMVを紹介していきます。

【洋楽】もはや映画!おすすめシンフォニックメタルMV3選【第4弾】

1.DEATHLESS LEGACY(Your Blood Is Mine)

YouTubeDEATHLESS LEGACY – Your Blood Is Mine feat. STEVE SYLVESTER (Death SS) – YouTube

DEATHLESS LEGACY(デスレス・レガシー)はイタリア出身のシンフォニックメタルバンド。パイプオルガンの奏でる教会旋律と男女混声によるオペラ系のボーカルが特徴的。クラシック風のメロディとパワフルなボーカル、デスメタルのようなマイナーコードをふんだんに使った曲調が合わさって邪悪さの強い教会系シンフォニックメタルサウンドを作り出すバンドとなっています。教会音楽らしいブラックミュージックを彷彿とさせるオルガンのメロディやオカルトメタルを自称しながらもイタリアのメタルバンドらしい軽快さも兼ね備えた音楽性は様々な音楽を研究して作曲したようなアカデミックな印象を受けます。クラシックの中でもクワイアやバッハ的なフレーズなど音楽的要素が多く混ざりあっており、聴けば聴くほど発見のあるバンドとなっています。

2.Hell To The Heavens(LEAVES’ EYES)

YouTubeLEAVES’ EYES – Hell To The Heavens – YouTube

LEAVES` EYES(リーヴス・アイズ)はドイツ出身のシンフォニックメタルバンド。同じくドイツ出身のキサンドリアのような重厚なシンフォニックサウンドを持ちながらもニッケル春パやフィドルを使った正統派のフォークバンドのサウンドを兼ね備えた音楽性が特徴的。英国のバラードやクラシックに影響を受けたというノスタルジックなメロディとそれを支える90年代風の硬派なギターリフも十分に感じる事が出来るヘヴィメタルとしても優れた音楽性があります。シンフォニックメタルバンドとオルタナティブなフォークバンドの融合させた他のバンドにないサウンドを持ち、ここ2年ほどで多くのメンバー入れ替えがあったものの、現在も高いクオリティを維持するバンドとなっています。

3.Faster(Within Temptation)

YouTubeWithin Temptation – Faster – YouTube

Within Temptation(ウィズイン・テンプテーション)はオランダ出身のシンフォニックメタルバンド。ゴシックメタル寄りのダークな雰囲気と1980年代のポップスやロックに影響を受けたというキャッチーなリズム感を持つ特徴があります。ダークで重々しい楽曲の多いゴシックメタルを寄り万人受けしやすいよう改良した音楽性はアメリカのメディアに「ステレオタイプに逆らうバンド」と称されて話題になりました。クラシックを踏襲したテクニカルな曲調と重厚なコーラスなど単体で聴くと純粋なゴシックメタルなもののトータルで聴くとポップスのような聴きやすい音楽にまとまる絶妙なバランス感覚のあるバンドです。

まとめ

おすすめのシンフォニックメタルMVを紹介させていただきました。シンフォニックなサウンドの中にも根幹にある音楽がフォークやクラシックなどさまざまな音楽性があり、メタルをより豪華に、より聴いたことない音楽に昇華させる魅力的なジャンルだと私は思います。この機会にシンフォニックメタルを聴いてみてはいかがでしょうか。

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WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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