【洋楽】いざ混沌の世界へ。おすすめジプシーパンクMV3選

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洋楽コラム

ロマーニ音楽とパンクロックが融合したジャンルのジプシーロック。日本ではあまり知名度の高くないジャンルでしたが、近年では国内のバンドがフジロックに出演したこともあって知名度の高いジャンルとなりました。今回の記事では私がおすすめしたいジプシーロックバンドを3つ紹介していきます。

【洋楽】いざ混沌の世界へ。おすすめジプシーパンクMV3選

1・Rski Style(RUSSKAJA)

RUSSKAJA – Russki Style – YouTube

RUSSKAJA(ルスカジャ)はオーストリア出身のバンド。スカに近い音楽性で、トランペットやバイオリンを使った明るいサウンドが特徴的。終始飲み会のようなハイテンションさがありつつもスカの特徴でもある同じメロディラインを繰り返していきながら展開する冗長さを無くし、4分間で多くの見せ場を作っていく現代的な構成の楽曲が多いバンドです。オーストリア出身のロシア風にアレンジしたブラジルの音楽であるスカを演奏する国名が渋滞した異質な音楽性はヨーロッパを中心にファンの多いバンドとなっています。

2・Lentävä mato(Alamaailman Vasarat)

Alamaailman Vasarat – Lentävä mato live – YouTube

Alamaailman Vasarat(アラマーイルマン・ヴァサラット)はフィンランド出身のバンド。プログレッシブメタルを思わせるドラムにサーカス団のようなメロディライン、チェロにギター用のエフェクターを入れた重低音のサウンドなど様々な音楽性を組み合わせて生まれた独特の音楽性が特徴的。フォークとプログレッシブメタルと実験音楽を融合させたような前衛的なサウンドはマニアックながら不思議と聴きやすさもあるバランスの良いバンドとなっています。

3・Kaffee vs. Bier(LaBrassBanda)

LaBrassBanda – Kaffee vs. Bier – YouTube

LaBrassBanda(ラブラスバンダ)はドイツ出身のバンド。チューバやトランペットが中心の軽さと聴きやすさが特徴。吹奏楽のような編成なもののメロディは民族音楽よりのポップスのようなオリエンタル感があるものとなっています。歌詞はバンドの地元であるバイエルン語で歌われており、内容はビールや女の子の事が多いそう。ドイツのバンドとは思えないチャラさとマニアックな言語、民族音楽風のメロディが合わさった異世界のポップスのような音楽性は評判が高く、多くの映画音楽に使われる人気のバンドとなっています。

まとめ

おすすめのジプシーパンクバンドを紹介させていただきました。民族音楽感のあるメロディや曲調の明るさなど共通する部分はあるものの編成などの自由度が高く、聴いているだけで様々な国のお祭りを見ているような気分になる音楽性に私は感じています。ジプシーパンクを聴いてみてはいかがでしょうか。

WRITER

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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