【洋楽】唸れギター!おすすめ2000年代に発売された北欧メタルアルバム5選

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洋楽コラム

北欧メタルの基盤が完成し、メロディックパワーメタルやシンフォニックデスメタルなどメタルのジャンルが更に細分化された2000年代。ネオクラシカルメタルのもつスピード感や叙情的なメロディを引き継いだ北欧メタルは楽器や音楽性のバリエーションを増やし、その結果多くの優れたバンドがデビューしました。今回の記事では前回に引き続きおすすめの北欧メタルを5つ紹介していきます。

【洋楽】唸れギター!2000年代に発売された北欧メタルアルバム5選

1・The Varangian Way(TURISAS)

TURISAS – Stand Up And Fight – YouTube

TURISAS(チュリサス)はフィンランド発のヴァイキングメタルバンド。アコーディオンとヴァイオリンが奏でるシンフォニックなサウンドとパワーメタル系の力強いボーカルが特徴。赤と黒のバトルメイク、革製防具を身に纏ったヴァイキングスタイルで演奏される勇壮なメロディと力強いボーカルは聴いているだけで大海原に旅立つような気分にさせるバンドです。

2・Black Sails at Midnight(ALESTORM)

ALESTORM – Keelhauled – YouTube

ALESTORM(エイルストーム)はスコットランド発のパイレーツメタルバンド。フィドルやティンホイッスルを使用したケルト音楽風のサウンドや合唱、パワーメタルらしいソロパートなど楽曲によって様々な手法を使い分けるテクニカルなバンドです。楽曲の中でもシンフォニックメタルやデスメタルを曲中に切り替えるなど実験的な楽曲が多く、1枚アルバムを聴いても飽きなさせない手数の多さが特徴的です。海賊感の根幹にあるケルト音楽やフォーク音楽への理解の深さを感じるオリエンタルなサウンドはパイレーツメタルと言うジャンルを知らなくても一度聴けば海賊っぽさを感じられる説得力があり、ヨーロッパを中心に人気の高いバンドとなっています。

3・Karkelo(KORPIKLAANI)

KORPIKLAANI – Vodka – YouTube

KORPIKLAANI(コルピクラーニ)はフィンランドのフォークメタルバンド。元は民族音楽バンドだったという経歴が裏付ける民族色の強いメロディラインやヴァイオリンとアコーディオンを取り入れたケルト感の強いサウンドが特徴的。酒が1つのキーワードとなっており、宴や酒などがモチーフの歌詞で酒場で聴こえてきそうな陽気な楽曲が多いバンドとなっています。

4・From Afar(Ensiferum)

Ensiferum – Run from the Crushing Tide – YouTube

Ensiferum(エンシフェルム)はフィンランドのフォークメタルバンド。シンセサイザーを使用した映画音楽のような壮大なサウンドが特徴的。男らしく勇敢な雰囲気の楽曲の中にも北欧メタルらしい叙情的な要素も感じるヴァイキングメタルとフォークメタルの魅力的な部分を詰め合わせたようなバンドとなっています。

5・The 13th Floor(SIRENIA)

SIRENIA – Seven Widows Weep – YouTube

SIRENIA(サイレニア)はノルウェー発のゴシックメタルバンド。ストリングスやサイレニア合唱団と呼ばれる専属のコーラスが歌う重厚なシンフォニックサウンドが特徴的。エレキギターとオーケストラ風のサウンドがマッチした新しいオーケストラのような重厚感があるサウンドはシンフォニックメタル好きの間で人気のあるバンドです。

まとめ

おすすめの2000年代発売の北欧メタルを紹介させていただきました。現在のイメージのお北欧メタルがほぼ完成しており、知名度高いのバンドが複数排出されてメタルの代名詞というイメージが定着してきました。2000年代はヘビーなサウンドの中に悲哀のあるメロディがある北欧メタルのイメージを定着させた10年であり、北欧メタルにとって節目の年代に私は感じます。この機会に2000年代に発売された北欧メタルに触れてみてはいかがでしょうか。

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WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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