【洋楽】唸れギター!90年代に発売された北欧メタルアルバム5選

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洋楽コラム

80年代後半から起こったネオクラシカルメタルブームが終わり、シンフォニックメタルやヴァイキングメタルなどメタルジャンルの細分化が始まった90年代。80年代よりも重低音が重視され、従来の叙情的なメロディと合わさることによって現在の北欧メタルのスタイルが確立されました。今回の記事では前回に引き続き私がおすすめしたいおすすめのアルバムを5枚紹介していきます。

【洋楽】唸れギター!90年代に発売された北欧メタルアルバム5選

1・Oceanborn(Nightwish)

Nightwish – Élan – YouTube

Nightwish(ナイトウィッシュ)はフィンランドのシンフォニックメタルバンド。オペラのようなボーカルと耳に残りやすいキャッチーなメロディラインが特徴的。壮大な世界観とオーケストラのような重厚なサウンドはメタルの枠組みを超えた迫力があり、世界的に人気のあるバンドです。

2・Ecliptica(Sonata Arctica)

SONATA ARCTICA – Flag In The Ground – YouTube

Sonata Arctica(ソナタ・アークティカ)はフィンランドのパワーメタルバンド。美しいボーカルとストラトヴァリウスから影響を受けたというクラシカルなシンセサイザーと情熱的なギターソロが特徴的のフィンランドを代表するバンドの1つです。

3・Vovin(THERION)

THERION – Tuonela – YouTube

THERION(セリオン)はスウェーデンのシンフォニックメタル。シンフォニックメタルと言うジャンルを有名なジャンルに押し上げたバンドとも言われる混声コーラスやオーケストラを使った厚みのあるシンフォニック感が特徴的。サウンドはオーケストラ感が強いながらもしっかりとメタルらしいギターリフも聴こえ、メタルとオーケストラっぽさの両方が楽しめるバランスの取れたバンドです。後にデビューするキサンドリアやエピカにも引き継がれたアラビア音階を使ったオリエンタルなメロディラインを前面に押し出した楽曲やバロック調の楽曲などアルバム1枚の中で様々な顔を見せるバンドです。

4・Beyond the veil(Tristania)

TRISTANIA – Year of the Rat – YouTube

Tristanial(トリスタニア)はノルウェーのシンフォニックメタルバンド。オペラ系の混声ボーカルと重厚なストリングスのシンフォニック感が特徴的。プログレッシブメタルのように多彩に展開しながら広がっていく楽曲が多く、予測不能な展開を見せるバンドとなっています。

5・Inquisition Symphony(Apocalyptica)

Apocalyptica – ‘Path’ – YouTube

Apocriptica(アポカリプティカ)はフィンランドのチェロメタルバンド。チェロ4人編成とは思えないヘヴィメタル感のあるリフとクラシカルなメロディが特徴的。複数のチェロの音を重ねて生み出される重厚感のあるサウンドが他のメタルにない柔らかさを生み出す唯一無二のバンドです。

まとめ

おすすめの90年代に発売された北欧メタルのアルバムを紹介させていただきました。重低音が強くなったことにより、親和性の高いオーケストラ系の音を使用するバンド増えてより自由度の高い音楽に昇華した年代に私は感じます。この機会に90年代の北欧メタルを聴いてみてはいかがでしょうか。

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WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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