1980年代から存在する覆面メタルバンド。覆面を被る理由はバンドによってわかれており、キャラクターになりきるため、大学の課題として制作した衣装のままデビューしたバンドなどさまざまな理由があります。今回の記事では、覆面メタルバンドの中から私がおすすめしたい3つのバンドを紹介していきます。
【洋楽】一体誰なんだ!謎多き覆面メタルバンドおすすめ3選
1.Warkings
Warkings(ウォーキングス)は最強の戦士たちが集まって生まれたオーストリアのバンド。数々の戦果を残した戦争の王、「ウォーキング」達がオーディンによってメタルを広めるために地球に送られたという世界観を持つバンド。歌詞はおもにギリシャ神話やウォーキングたち、十字軍、ヴァイキング、スパルタン、トリビューンの伝説が多く題材として使われます。音楽性はブラザーズ・オブ・メタルに近い疾走感と重厚感がある純粋なパワーメタルといった印象。コーラスを多く使ったパワフルなサウンドと隙のない世界観でヨーロッパを中心に多く話題を呼んだバンドです。
2.Gwar
Gwar(グワァー)は地球を侵略しにやってきた宇宙戦士が集結して生まれたアメリカのバージニア州出身のバンド。社会風刺やセックス、暴力を歌った過激な歌詞と80年代風の純粋なヘヴィメタルサウンドが特徴的。スラッシュの雰囲気に近いギターソロやハイトーンのボーカルなどレトロでありながらジャズやスラッシュメタルなど多くの音楽性を取り入れたテクニカルさを感じる音楽性のあるバンドです。ライブではトランプ大統領など実際の人物のコスプレをした人類がグワァーと戦い、次々と処刑されるという過激な演出が話題となっています。また、最前列周辺はグワァーが処刑した人間の鮮血が容赦なくかかる人気のエリアとなっており、ライブに行く際はなるべく前の列で観ることをおすすめします。
3.MUSHROOMHEAD
MUSHROOMHEAD - A Requiem For Tomorrow - YouTube
MUSHROOMHEAD(マッシュルームヘッド)はアメリカのオハイオ州出身のバンド。グロテスクな歌詞とハードなギターリフが融合したダークな世界観が特徴的。サウンドは重々しく、シャウトを多用するヘヴィメタルらしさが強いものの、ヒップホップやテクノなどの要素を取り入れて現代風にまとめられた音楽性となっています。音楽性以外にもさまざまな部分で話題となり、MVが過激すぎてアメリカの多くのテレビ局で放送禁止にされ、グッズではアダルトサイト風のロゴが入ったパーカーを発売するなど攻撃的なスタンスのバンドとなっています。
まとめ
謎の多い覆面メタルバンドを紹介させていただきました。顔を出すと表現できない頭からつま先まで使って表現する芸術性は覆面メタルバンドならではのものとなっており、表現の1つとして今後も新しい覆面メタルバンドが生まれ続けるでしょう。この機会に覆面メタルバンドを聴いてみてはいかがでしょうか。
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