【洋楽】2023年に再発売されたおすすめ歴史的名盤アルバム4選おまけつき

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洋楽コラム

「リイシュー」とは、すでに発売されたレコードを、新たに製造し再発売すること。リイシュー盤、再発盤などと呼ばれます。

名盤と呼ばれる歴史的アルバムはたくさんありますが、発売から時が経ち、今年もいくつかリイシュー盤が多くリリースされました。

特に今年は発売から10年や20年などの区切りとしてリリースするケース以外にも、多くの記念盤が再発売されました。

これは世界的にレコードの売り上げが増えていることも影響しているのかもしれません。

今回は、2023年に再発売されたおすすめ歴史的名盤アルバムを4枚ご紹介いたします。年末年始の空いた時間に改めて聴いて見るにはおすすめの作品ばかりです。

【洋楽】2023年に再発売されたおすすめ歴史的名盤アルバム4選

Linkin Park – Meteora 20

Linkin Park - Meteora 20
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まずは全世界の総売上枚数2,700万枚を記録したLinkin Park(リンキン・パーク)『Meteora(メテオラ)』の発売20周年記念盤。

今作に収録された未発表曲「Lost」は全米ビルボードホット100で38位にランクインを果たし、2017年のシングル「Heavy」以来チャート入りを果たしました。

その他では当時の貴重なレア音源に加え、2003年のライヴ音源『Live in Texas』、『Live in Nottingham 2003』など大ボリュームでリリースされ、多くの国でトップ10入りを果たしました。

Linkin Park – Lost – YouTube

Linkin Park – Fighting Myself – YouTube

The Who – Who’s Next / Life House

The Who - Who's Next / Life House
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The Who(ザ・フー)が1971年にリリースしたスタジオ・アルバムののスーパー・デラックス・エディション。

当時は発売されることはなかったアルバム『Life House』が収録。『Life House』はPete Townshend(ピート・タウンゼント)が構想したSFロック・オペラで、このプロジェクトが中止となり『Who’s Next』の制作につながった経緯もあります。

ピート・タウンゼントによるデモ・ヴァージョン、1971年NYレコード・プラントでのセッション、1970~1972年オリンピック・スタジオでのセッション、シングル・ヴァージョンや他のセッション、そして1971年のライヴ音源(ロンドンのヤング・ヴィック・シアター、サンフランシスコのシヴィック・オーディトリアム)の完全版などが収録されており、とことん詰め込んだ1枚になっているようです。

Who’s Next | Life House Unboxing – OUT NOW – YouTube

Pete Townshend talks about ‘Teenage Wasteland’ and the state of the planet. – YouTube

Prince & the New Power Generation – Diamonds and Pearls

Prince & the New Power Generation - Diamonds and Pearls
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Prince & the New Power Generation(プリンス&ザ・ニュー・パワー・ジェネレーション)名義で1991年にリリースされたアルバム。

評価は高いのに商業的には当時のプリンスとしてはあまり成功とはいえなかった前作『Graffiti Bridge』から一転して、ザ・ニュー・パワー・ジェネレーションとの共同クレジットに踏み切った作品です。

「Cream」がヒットし、様々なジャンルへの挑戦も商業的な成功に結び付く結果となりました。

プリンスの伝説的ヴォルト(保管庫)を深く掘り下げるシリーズ第3弾となったこのボックスセットには、アルバムの新リマスター・バージョンに加え、未発表曲も盛りだくさん。

Prince & The New Power Generation – Cream (Take 2) – YouTube

Prince & The New Power Generation – Live 4 Love (Early Version) – YouTube

Nirvana – In Utero

Nirvana - In Utero
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Nirvana(ニルヴァーナ)最後のスタジオ・アルバム『In Utero』の30周年記念盤。

あまりにも型破りな内容にレーベルがリリースしないのではないかとうわさが流れるほど商業向きではないとされていたようですが、結果としては大ヒット。全世界で1500万枚以上を売り上げています。

デビュー以来Neil Bogart(ニール・ボガート)のレーベル、カサブランカ・レコードからリリースしていたキッスにとってレーベルからの最後のアルバムとなった作品。

オリジナル・アルバムにはリマスタリングが施され、デモ、レア音源、アウトテイク未発表曲75曲を含む全103曲が収録されています。

記念盤には未発表音源が大量に収録されており、アルバムのツアー音源などが収録されています。

Nirvana – Dumb – YouTube

Nirvana – Frances Farmer Will Have Her Revenge On Seattle – YouTube

おまけ:The Beatles『1962-1966』『1967-1970』

The Beatles『1962-1966』
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The Beatles『1967-1970』
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The Beatles(ザ・ビートルズ)の代表的なコンピレーションでもある『赤盤』『青盤』が発売50年を迎える今年再発売されました。

何と言っても最後の新曲として今年のトピックのひとつとなった「Now And Then」も収録されており、新たなステレオ・ミックス、『赤盤』には12曲、『青盤』は「Now And Then」を含む9曲が新たに追加されました。

The Beatles – Now And Then – YouTube

まとめ

今回は、2023年に再発売されたおすすめ歴史的名盤アルバムを4枚とおまけの1枚をご紹介しました。

誰もが知る名盤ばかりですが、名盤すぎるが故にリイシューで当時の未発表曲やデモ音源が追加されるのはファンには嬉しい限りですね。

他にもレコード盤限定でリリースするケースや、何かの記念というわけでもなく唐突にリイシュー盤がリリースされたケースもあるので、ジャンル問わず過去の作品を調べ直してみると、おもしろいかもしれません。

以上、2023年に再発売されたおすすめ歴史的名盤アルバム4選でした。

WRITER

酒井裕紀

洋楽まっぷ管理者。米・英の音楽チャートなどのデータを好み、70年代から最新の洋楽までヒット曲なら幅広い知識を持つ。時代毎の良さがある洋楽の魅力を少しでもわかりやすくご紹介できればと思います。

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