シンフォニックメタルといったらこのバンド!ナイトウィッシュの4つの魅力

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洋楽コラム

シンフォニックメタルといったらこのバンド!ナイトウィッシュの4つの魅力

1996年にデビューし、シンフォニックメタルの発展に最も大きな役割を担ったバンドの1つと言われるNightwish(ナイトウィッシュ)。現在も精力的に活動し、来年にはフィンランド開催のノットフェスにも参加も決定しています。この記事ではフィンランドで最も売れたバンドと言われたナイトウィッシュの魅力を4つ紹介していきます。

シンフォニックメタルといったらこのバンド!ナイトウィッシュの4つの魅力

1・影響力の強いサウンド

Nightwish – The Islander – YouTube

結成された当時は珍しいオペラのような女性ボーカルとシンフォニック要素をほぼすべてキーボードが演奏する特徴を持つナイトウィッシュは、従来のメタルのイメージから外れた美しさで強い影響力を持ち、エピカやエヴァネッセンスなどオペラのような女性ボーカルのシンフォニックメタルバンドが多く生まれました。

2・映画のような世界観

Nightwish – Élan – YouTube

作曲担当のホロパイネンは「ナイトウィッシュの曲の大半は映画音楽に影響された」とインタビューで証言しており、映画音楽のような効果的なフレーズが徐々に展開していき盛り上がっていくドラマチックな展開はメタルの枠を超えた広大な世界観を持ち、メタル好き以外のファンも多く獲得しました。曲の表題はキリストの受難劇やロード・オブ・ザ・リングなど映画のような主題が多く使用され、およそ4分間の曲の中で一つの映画が完結したかのような完成度の高い楽曲となっています。

3・クオリティの高いカバー楽曲

Nightwish – Over The Hills And Far Away – YouTube

ナイトウィッシュは作曲はもちろん、アレンジにも評判がありオペラ座の怪人のテーマ曲「The Phantom of the Opera」やゲイリー・ムーアの「Over The Hill And Far Away」などのカバー楽曲はよりオペラのようなサウンドになり、ストリングスやオーケストラヒットなどの音が効果的に使われ、原曲とは異なる壮大な楽曲となっています。

4・キーボーディストの技術力

NIGHTWISH – Noise – YouTube

ナイトウィッシュのリーダー、キーボード、作曲、作詞を担当するホロパイネンの高い演奏技術と編曲能力によってボーカルを含めた多くのメンバーが入れ替わるナイトウィッシュの複雑な音楽性が崩れることなく現在まで維持されていると言っても過言ではありません。2002年のイギリスのオーケストラとのコラボアルバム「ダークパッション・プレイ」からは楽器の数が増え、より豪華でシンフォニック感の強いバンドとなり、現在も楽器構成やメンバーが入れ替わりながら進化し続けています。

まとめ

ナイトウィッシュの魅力を紹介させていただきました。フィンランドを始めとして世界中で多くのCDが売れたバンドであり、現在もシンフォニックメタルの最前線を走り続けるバンドです。最後の来日は2016年となっていますが、ラウドパークなどのイベントで過去に5回来日公演をしていますので、機会がありましたら聴きに行ってみてはいかがでしょうか。

WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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