Bee Gees(ビージーズ)はアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムをご紹介。
ビージーズのアルバムはスタジオ・アルバムよりもライヴ・アルバムやコンピレーション・アルバム、サウンドトラック・アルバムが売れた稀なグループでもあります。
今回はビージーズのアルバムがどのようにすごいのか、これまでにリリースしたアルバムの中から売上トップ10と、全アルバムについてまとめていきたいと思います。
Bee Gees(ビージーズ)
Bee Gees(ビージーズ)はマン島出身のBarry Gibb(バリー・ギブ)、Robin Gibb (ロビン・ギブ)、Maurice Gibb(モーリス・ギブ)の三兄弟によって結成された男性ボーカルグループ。
グレートブリテン島とアイルランド島に囲まれたアイリッシュ海の中央に位置するマン島に生まれ、1950年に父の故郷、イングランド、マンチェスターに引っ越し、幼少時代より教会の合唱団に所属します。1958年、父の仕事の都合でオーストラリアのクイーンズランド州ブリスベンに移住。兄弟は小遣い稼ぎのためにボーカルグループ「Rattlesnakes(ラトルスネークス)」を結成します。
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Bee Gees(ビージーズ)のアルバム売上ランキングトップ10
Number Ones
18のヒット曲と2003年に亡くなったバンドメンバーのモーリスへのオマージュが含まれた、ユニバーサル・レコードからリリースされた最後のアルバムです。
Rhino Recordsは、ヨーロッパのトラックリストを使用して、2008年に世界中でナンバーワンを再リリースしており、これらを合算したアメリカでは1,236,000部を販売しています。
Staying Alive
1983年の映画で「サタデー・ナイト・フィーバー」の続編「ステイン・アライブ」のサウンドトラックです。
5つの新しいビージーズの曲が最初の面を占め、2番目の面は映画の監督Sylvester Stallone(シルベスター・スタローン)の兄弟であるFrank Stallone(フランク・スタローン)によって主に書かれた曲を演奏するさまざまなアーティストをフィーチャーしています。
Here at Last... Bee Gees... Live
アメリカで8位、オーストラリアで8位、ニュージーランドで1位、スペインで2位に達し、全世界で460万本を売り上げました。
コンサートは撮影され、テレビスペシャルが計画されましたが、映像を確認した後、ビージーズはビデオの品質に不満を持っていたため、リリースされていません。
Their Greatest Hits: The Record
35年以上の音楽にまたがる40曲が含まれており、イギリスではリリース時の2001年と、2003年のモーリスの死後に2度1位を獲得しました。
全米アルバムチャートでも40週に渡ってランクインしており、RIAAでプラチナ認定を受けるヒットとなっています。
The Very Best of the Bee Gees
ポリドール・レコードからリリースされたベスト盤で、主にヨーロッパ市場を対象としていました。
英国レコード産業協会(BPI)ではトリプルプラチナ認定を受けるヒットとなりました。
Bee Gees Greatest
1975年から1979年までのヒット曲を中心に構成されています。
オリジナルのリリースは2枚組アルバムで、アルバムスリーブとレーベルには、レーベルの各兄弟とサイド4の3人の兄弟全員の写真が描かれ、各レコードスリーブにはタイトルのロゴが飾られていました。
One Night Only
1997年にラスベガスで開催されたMGMグランドでのグループのコンサートを特集し、彼らの最大のヒット曲の多くが含まれています。
Still Waters
1994年、バリーの背中、右手、右膝の関節炎の問題のためにツアーが延期されたため、その間に書かれた曲を中心に作られた作品です。
当初1995年にリリースする予定でしたが、当時のレーベルが拒否したため延期となりました。
Spirits Having Flown
「Saturday Night Fever」が社会現象を巻き起こして以降初めての作品で、スタジオ・アルバムとしては全英チャート、全米チャート共に唯一1位を獲得しグループ最大のヒットとなりました。
Saturday Night Fever
John Travolta(ジョン・トラボルタ)主演の1977年の映画「サタデー・ナイト・フィーバー」のサウンドトラックです。
サウンドトラック・アルバムとしては「ボディガード」に次いで歴代2位、全てのアルバムでは歴代7位の売上記録を保持しており、全世界での出荷枚数は4000万枚、推定売り上げ2160万枚の大ヒットを記録しています。
イギリスでは18週間連続、全米ビルボードのアルバムチャートでは24週連続で1位を獲得し、映画のヒットと共に世界中でディスコブームを巻き起こしました。
Bee Gees(ビージーズ)の全アルバム
Type | Title | US | UK | |
---|---|---|---|---|
Release | Point | JPN | ||
1st | The Bee Gees Sing and Play 14 Barry Gibb Songs | -- | -- | |
1965/11 | -- | -- | ||
2nd | Spicks and Specks | -- | -- | |
1966/11 | -- | -- | ||
3rd | Bee Gees' 1st | 7 | 8 | |
1967/7/14 (UK) 1967/8/9 (US) | -- | -- | ||
4th | Horizontal | 12 | 16 | |
1968/2 | -- | -- | ||
5th | Idea | 17 | 4 | |
1968/9 | -- | -- | ||
6th | Odessa | 20 | 10 | |
1969/3/30 | -- | -- | ||
Comp | Best of Bee Gees | 9 | 7 | |
1969/6 (US) 1969/10 (UK) | 250,000 | -- | ||
Comp | Inception/Nostalgia | -- | -- | |
1970/1 | -- | -- | ||
7th | Cucumber Castle | 94 | 57 | |
1970/4 | -- | -- | ||
8th | 2 Years On | 32 | -- | |
1970/11 | -- | -- | ||
9th | Trafalgar | 34 | -- | |
1971/9 (US) 1971/11 (UK) | -- | 57 | ||
10th | To Whom It May Concern | 35 | -- | |
1972/10 | -- | 53 | ||
11th | Life in a Tin Can | 69 | -- | |
1973/1/19 (US) 1973/3/1 (UK) | -- | -- | ||
Comp | Best of Bee Gees, Volume 2 | 98 | -- | |
1973/8 | 100,000 | -- | ||
12th | Mr. Natural | 178 | -- | |
1974/6/15 | -- | -- | ||
13th | Main Course | 14 | -- | |
1975/6 (US) 1975/8 (UK) | 700,000 | -- | ||
14th | Children of the World | 8 | -- | |
1976/9/13 | 1,100,000 | -- | ||
Comp | Bee Gees Gold | 50 | -- | |
1976/10/25 | 50,000 | -- | ||
Live | Here at Last... Bee Gees... Live | 8 | -- | |
1977/5 | 1,140,000 | -- | ||
ST | Saturday Night Fever | 1 | 1 | |
1977/11/15 | 28,209,800 | 1 | ||
Comp | 20 Greatest Hits | -- | -- | |
1978 | -- | -- | ||
15th | Spirits Having Flown | 1 | 1 | |
1979/2/5 | 6,204,500 | 2 | ||
Comp | Bee Gees Greatest | 1 | 6 | |
1979/10 | 2,630,000 | -- | ||
16th | Living Eyes | 41 | 73 | |
1981/10 | 150,000 | 26 | ||
Comp | Gold & Diamonds | -- | -- | |
1983 | -- | -- | ||
ST | Staying Alive | 6 | 14 | |
1983/6 (US) 1983/7 (UK) | 1,100,000 | -- | ||
17th | E.S.P. | 96 | 5 | |
1987/9 | 1,235,000 | 26 | ||
Comp | Bee Gees Story | -- | -- | |
1989 | -- | -- | ||
18th | One | 68 | 29 | |
1989/4/17 (UK) 1989/7 (US) | 460,000 | 63 | ||
Comp | The Very Best of the Bee Gees | -- | 6 | |
1990/11 | 2,300,000 | -- | ||
Comp | Tales from the Brothers Gibb | -- | -- | |
1990/11/13 | -- | -- | ||
19th | High Civilization | -- | 24 | |
1991/3/25 (UK) 1991/5/14 (US) | 575,000 | -- | ||
20th | Size Isn't Everything | 153 | 23 | |
1993/9/13 (UK) 1993/11/2 (US) | 100,000 | -- | ||
21st | Still Waters | 11 | 2 | |
1997/3/10 (UK) 1997/5/6 (US) | 3,270,100 | -- | ||
Live | One Night Only | 72 | 4 | |
1998/9/7 | 3,150,000 | -- | ||
22th | This Is Where I Came In | 16 | 6 | |
2001/4/24 | 420,000 | -- | ||
Comp | Their Greatest Hits: The Record | 49 | 5 | |
2001/11/20 | 2,185,000 | -- | ||
Comp | Number Ones | 5 | 4 | |
2004/11/1 | 830,000 | -- | ||
Comp | Love Songs | 166 | 51 | |
2005/11/25 (UK) 2005/12/6 (US) | 100,000 | -- | ||
Comp | The Studio Albums 1967–1968 | -- | -- | |
2006 | -- | -- | ||
Comp | The Ultimate Bee Gees | 49 | 19 | |
2009/11/3 | 610,000 | -- | ||
Comp | Opus Collection | -- | -- | |
2010 | -- | -- | ||
Comp | Mythology | -- | 29 | |
2010/11 | 177,500 | -- | ||
Comp | The Warner Bros Years 1987–1991 | -- | 92 | |
2014/4 | -- | -- | ||
Comp | 1974–1979 | 49 | 5 | |
2015 | -- | -- | ||
Comp | Timeless: The All-Time Greatest Hits | 41 | 6 | |
2017/4/21 | -- | -- |
※Live … ライヴ・アルバム
※ST … サウンドトラック・アルバム
※Comp … コンピレーション・アルバム
PointはWikipediaに掲載されている出荷枚数を元にまとめています。ランキングは出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミングを元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化して、さらにYoutube再生回数ランキングをポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
Bee Gees(ビージーズ)のおすすめアルバム
ビージーズはソフト・ロックからディスコサウンドへのシフトを経ているため時代別に聞き応えのある曲が多いのが特徴です。
それらを網羅して日本でも聴きやすいコンピレーション作品が、「若葉のころ~ベスト・オブ・ビージーズ」です。
原題は「22 Hits of the Bee Gees」で、日本限定でリリースされたコンピレーション・アルバムです。
1996年、KinKi Kids主演で放送されたテレビドラマ「若葉のころ」が放送されていたタイミングでリリースされました。
まとめ
トップ10にはスタジオ・アルバムが2枚しか入っておらず、もう少しランクインしても良かったかなと思いましたが、特に活動しなくなって以降のコンピレーション作品が相当売れてるので、こういった結果になりました。
以上、Bee Gees(ビージーズ)のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムまとめをお届けしました。