洋楽まっぷ編集部が2020年上半期おすすめ人気曲をポップス、カントリー、ロック、R&B/ヒップホップなど幅広く50曲厳選致しましたのでご紹介します。
2020年上半期は世界的にも大きな出来事が多く、世界の音楽業界にも大きな打撃を与えた一方で、TikTokからの人気曲が次々とヒットするなど、ヒットするきっかけに明確な変化のあった期間でもありました。R&B/ヒップホップ系が相変わらず強いと思われますが、実はカントリーソングがじわじわと売れ続けていたりとおもしろくめずらしい期間となりました。
今回編集部が選んだ各ジャンルにおける楽曲の特徴としては、リリース時期に関係なく2020年上半期にヒットした楽曲を中心に、特に日本ではなじみの少ない初めて聴くような曲もあるかもしれませんので、空いた時間にでも観て頂けたら嬉しいです。
洋楽まっぷ編集部が選ぶ2020年上半期おすすめ人気曲50選
Arizona Zervas - ROXANNE
2020年上半期おすすめ人気曲50選、まず1曲目は今年の頭の頃かなりのお気に入りでした、Arizona Zervas(アリゾナ・ザーヴァス)の大ヒット曲。TilTokきっかけでこの曲で大ブレイクしましたね。
Arizona Zervas「ROXANNE」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Post Malone - Circles
2020年上半期おすすめ人気曲50選、続いてはPost Malone(ポスト・マローン)の大ヒット曲。ビルボードホット100では当たり前のように半年以上トップ10入りしていた曲で、歴代最長となる38週もトップ10に滞在していました。
Post Malone「Circles」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
The Weeknd - Blinding Lights
2020年上半期おすすめ人気曲50選、3曲目はThe Weeknd(ザ・ウィークエンド)の最新ヒット曲。ザ・ウィークエンドは少しダークなR&Bが多い印象だったので、ここまでポップな曲もめずらしいですね。作曲に参加したMax Martin(マックス・マーティン)はこの曲で23度目の全米1位を獲得しています。
The Weeknd「Blinding Lights」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
blackbear - hot girl bummer
2020年上半期おすすめ人気曲50選、4曲目はblackbear(ブラックベアー)。昨年8月リリースの曲ですが幅広い国でヒットし、TikTok人気も後押ししてロングヒットとなりました。ビルボードホット100では今年に入りトップ20入りとなり、11位まで上昇しました。
Tones and I - DANCE MONKEY
2020年上半期おすすめ人気曲50選、5曲目はTones and I(トーンズ・アンド・アイ)。こちらも2019年リリースですが世界中でロングヒットとなり、ビルボードホット100では今年に入りトップ10入りを果たしました。
Tones and I「Dance Monkey」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Maroon 5 - Memories
2020年上半期おすすめ人気曲50選、6曲目はMaroon 5(マルーン5)。こちらも2019年リリースですが2020年の春ごろまでヒットが続き、今尚聞かれている曲です。
Maroon 5「Memories」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Justin Bieber - Yummy
2020年上半期おすすめ人気曲50選、Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)を2曲続けてご紹介。こちらはソロでは約4年ぶりとなったシングル。
Justin Bieber「Yummy」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Justin Bieber - Intentions ft. Quavo
続けて6月現在もヒットしている最新曲で、2020年にリリースされた曲の中でも長い期間トップ10入りを果たしています。
Doja Cat - Say So
2020年上半期おすすめ人気曲50選、9曲目はDoja Cat(ドージャ・キャット)。こちらもTikTokをきっかけにヒットした曲で、ビルボードホット100では初のトップ10入りを果たしそのまま1位を獲得しました。
Doja Cat「Say So」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Lizzo - Good As Hell
2020年上半期おすすめ人気曲50選、10曲目は昨年大ブレイクを果たしたLizzo(リゾ)。この曲は昨年に引き続き今年もヒットしました。
Dan + Shay, Justin Bieber - 10,000 Hours
2020年上半期おすすめ人気曲50選、11曲目はDan + Shay(ダン+シェイ)とJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)のコラボ。デビュー以来ヒットを連発していたカントリーデュオDan + Shay(ダン+シェイ)が初めてビルボードホット100で初のトップ10入りを果たした曲。
Eminem - Godzilla ft. Juice WRLD
2020年上半期おすすめ人気曲50選、12曲目はEminem(エミネム)とJuice WRLD(ジュース・ワールド)のコラボ。ジュース・ワールドの死後初のシングルであり、エミネムは超高速ラップの自身の記録を更新した話題続きの曲となりました。
Selena Gomez - Lose You To Love Me
2020年上半期おすすめ人気曲50選、13曲目はSelena Gomez(セレーナ・ゴメス)。約4年ぶりとなったアルバムのリードシングルとしてリリースされ大ヒットしました。
Selena Gomez「Lose You To Love Me」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Harry Styles - Adore You
2020年上半期おすすめ人気曲50選、14曲目はHarry Styles(ハリー・スタイルズ)。「Adore You(アドア・ユー)」はソロデビュー曲以来のヒットを記録しました。
Megan Thee Stallion - Savage Remix ft. Beyoncé
2020年上半期おすすめ人気曲50選、15曲目はMegan Thee Stallion(ミーガン・ジー・スタリオン)。昨年よりブレイクの兆しがありましたが、今年この曲がTikTokで人気となり一気にブレイクを果たしました。
Drake - Toosie Slide
2020年上半期おすすめ人気曲50選、16曲目はDrake(ドレイク)。新型コロナウイルスによるロックダウンで自宅で撮影されたミュージック・ビデオも話題となりました。
Drake「Toosie Slide」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
DaBaby – ROCKSTAR ft. Roddy Ricch
2020年上半期おすすめ人気曲50選、17曲目はDaBaby(ダベイビー)とRoddy Ricch(ロディ・リッチ)のコラボ。TikTokをきっかけに次々とヒット曲が誕生しているのも2020年の大きな特徴ですね。ロディ・リッチはこの曲で2020年上半期だけで2曲目の1位を獲得しました。
Gabby Barrett - I Hope
2020年上半期おすすめ人気曲50選、18曲目はGabby Barrett(ガビー・バレット)。アメリカンアイドルのシーズン16で3位を記録したカントリーシンガーのデビュー曲。いきなりミリオンセールスを記録しました。
Lil Uzi Vert - Futsal Shuffle 2020
2020年上半期おすすめ人気曲50選、19曲目はLil Uzi Vert(リル・ウージー・ヴァート)。ソロで2年ぶりとなるトップ10入りを果たし、今年に入ってもアルバムがヒットし続けました。
Ariana Grande & Justin Bieber - Stuck with U
2020年上半期おすすめ人気曲50選、20曲目はAriana Grande(アリアナ・グランデ)とJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)のコラボが実現したチャリティシングル。ジャスティン・ビーバーは2020年上半期だけで3曲ものトップ10入りヒットを記録しました。
Ariana Grande, Justin Bieber「Stuck with U」の洋楽歌詞和訳カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Lady Gaga, Ariana Grande - Rain On Me
2020年上半期おすすめ人気曲50選、21曲目はLady Gaga(レディー・ガガ)とAriana Grande(アリアナ・グランデ)のコラボ。レディー・ガガは5曲目、アリアナ・グランデは3曲目の全米1位を獲得。
Lady Gaga, Ariana Grande「Rain On Me」の洋楽歌詞和訳カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Maren Morris - The Bones
2020年上半期おすすめ人気曲50選、22曲目はMaren Morris(マレン・モリス)。ソロでは初めてビルボードホット100でトップ20入りを果たしており、3年ぶりにプラチナ認定を受けるヒットを記録しています。
SAINt JHN - Roses (Imanbek Remix)
2020年上半期おすすめ人気曲50選、23曲目はSAINt JHN(セイント・ジョン)。DJ Imanbekによるリミックスが人気となりヒット。イギリスなど多くの国で1位を獲得しました。
Surfaces - Sunday Best
2020年上半期おすすめ人気曲50選、24曲目はSurfaces(サーフェシズ)。こちらもTikTokで人気となりヒット。2017年から活動していますがほとんどの国で、この曲で初めてランクインしました。
Powfu - death bed (coffee for your head) ft. beabadoobee
2020年上半期おすすめ人気曲50選、25曲目はPowfu(パウフー)。こちらもTikTokで人気となりヒット。2019年リリースですが、2020年に多くのストリーミングサービスで解禁され一気に世界中で拡散されました。
Little Mix - Break Up Song
2020年上半期おすすめ人気曲50選、26曲目はLittle Mix(リトル・ミックス)。イギリスでは1年ぶりにトップ10入りを果たしたヒット曲。
Jack Harlow - WHATS POPPIN
2020年上半期おすすめ人気曲50選、27曲目はJack Harlow(ジャック・ハーロウ)。斬新なスタイルと型破りなサウンドでアメリカでは既に人気のあったラッパーですが、この曲で一気にブレイクしました。
Trevor Daniel - Falling
2020年上半期おすすめ人気曲50選、28曲目はTrevor Daniel(トレバー・ダニエル)。2018年の楽曲ですがTikTokで人気に火がつき、Spotifyでプレイリストに追加され大ヒットを記録しました。
Roddy Ricch - The Box
2020年上半期おすすめ人気曲50選、続いては今年大ブレイクを果たしたRoddy Ricch(ロディ・リッチ)。「The Box」はアメリカで10億回を超えるストリーミング回数を記録しており、2020年リリースの楽曲で一番聴かれた曲となりました。
Roddy Ricch「The Box」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Roddy Ricch - High Fashion ft. Mustard
「The Box」の次にリリースされたシングルで、DJ Mustardとの2度目の共演も話題となり、こちらも大ヒットとなりました。
StaySolidRocky - Party Girl
2020年上半期おすすめ人気曲50選、31曲目はStaySolidRocky(ステイソリッドロッキー)。こちらもTikTokから人気となった曲。TikTok経由でヒットしてメジャー契約するアーティストも増えましたね。
Katy Perry - Daisies
2020年上半期おすすめ人気曲50選、32曲目はKaty Perry(ケイティ・ペリー)。COVID-19の大流行によってミュージック・ビデオの内容も変更になったそうです。
Kygo, OneRepublic - Lose Somebody
2020年上半期おすすめ人気曲50選、33曲目はKygo(カイゴ)、OneRepublic(ワンリパブリック)。今年は3年ぶりとなるアルバムをリリースし多くのシングルもリリースされました。この曲は唯一全米でもランクインしています。
Lil Mosey - Blueberry Faygo
2020年上半期おすすめ人気曲50選、34曲目はLil Mosey(リル・モジー)。リリース前にインターネット上にリークされ、アプリTikTokにて突発的な人気を集めヒットしました。
Future - Life Is Good ft. Drake
2020年上半期おすすめ人気曲50選、35曲目はFuture(フューチャー)、Drake(ドレイク)。フューチャーのシングルとしては最高位となる2位を記録し、こちらもヒットしました。
THE SCOTTS, Travis Scott, Kid Cudi - THE SCOTTS
2020年上半期おすすめ人気曲50選、36曲目はFuture(フューチャー)、Drake(ドレイク)。フューチャーのシングルとしては最高位となる2位を記録し、こちらもヒットしました。
Lewis Capaldi - Before You Go
2020年上半期おすすめ人気曲50選、37曲目はLewis Capaldi(ルイス・キャパルディ)。昨年大ヒットした「Someone You Loved」に続き、イギリスやスコットランドで1位を獲得しました。
Billie Eilish - everything i wanted
2020年上半期おすすめ人気曲50選、38曲目はBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)。昨年に引き続きロングヒットを記録。ビルボードホット100では今年に入りトップ10にも返り咲きました。
Billie Eilish「everything i wanted」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Blake Shelton, Gwen Stefani - Nobody But You
2020年上半期おすすめ人気曲50選、39曲目はBillie Eilish(ビリー・アイリッシュ)。昨年に引き続きロングヒットを記録。ビルボードホット100では今年に入りトップ10にも返り咲きました。
Camila Cabello - My Oh My ft. DaBaby
2020年上半期おすすめ人気曲50選、40曲目はCamila Cabello(カミラ・カベロ)とDaBaby(ダベイビー)のコラボ。カミラ・カベロは上半期唯一のシングルですが、プラチナ認定を受けるヒットを記録しました。
6IX9INE- GOOBA
2020年上半期おすすめ人気曲50選、41曲目は6ix9ine(シックスナイン)。2020年4月2日の刑務所釈放後の最初のシングル。いきなり大ヒットしたものの全米で1位を取れなかったことでのSNSのコメントも話題となりました。
Demi Lovato - I Love Me
2020年上半期おすすめ人気曲50選、42曲目はDemi Lovato(デミ・ロヴァート)。2020年本格的な復帰を果たし、次々とシングルをリリースしました。全米では5年ぶりにトップ20入りを果たしています。
PARTYNEXTDOOR & Rihanna - BELIEVE IT
2020年上半期おすすめ人気曲50選、43曲目はPARTYNEXTDOOR(パーティーネクストドア)とRihanna(リアーナ)のコラボ。何よりリアーナが3年ぶりのシングルリリースということで大きな話題となりました。
Dua Lipa - Don't Start Now
2020年上半期おすすめ人気曲50選、続いてはDua Lipa(デュア・リパ)を2曲。「Don't Start Now」は全米で最高位となる2位を記録。アメリカでもヒットしました。
Dua Lipa「Don't Start Now」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Dua Lipa - Physical
続いてはDua Lipa(デュア・リパ)を2曲。「Physical」もイギリスを中心に大ヒット。編集部としては上半期1番の名曲として位置づけています。
Dua Lipa「Physical」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
twenty one pilots - Level of Concern
2020年上半期おすすめ人気曲50選、46曲目はtwenty one pilots(トゥエンティ・ワン・パイロッツ)。COVID-19パンデミックからの希望を促しヒットしました。
Ava Max - Kings & Queens
2020年上半期おすすめ人気曲50選、47曲目はAva Max(エイバ・マックス)。Desmond Child(デスモンド・チャイルド)のメロディを使った曲としても話題となり、イギリスでは久々にヒットしました。
Ava Max「Kings & Queens」の洋楽歌詞カタカナ・YouTube動画・解説まとめ
Mabel - Boyfriend
2020年上半期おすすめ人気曲50選、48曲目はMabel(メイベル)。2枚目のアルバムからのリードシングルとしてリリースされ、イギリスでは4作目となるトップ10入りを果たしました。
S1MBA ft. DTG - Rover (Mu la la)
2020年上半期おすすめ人気曲50選、49曲目はS1MBA(シンバ)とYouTuberのDTGのコラボ。こちらもTikTokをきっかけにブレイクを果たし、メジャー契約に至りました。イギリスで大ヒットを記録しています。
Halsey - You should be sad
2020年上半期おすすめ人気曲50選、最後はHalsey(ホールジー)。RIAAでは3作連続プラチナ認定を受けるヒットを記録しました。
まとめ
TikTokから人気になる曲が次々とヒットしているので、新人に近いアーティストがいきなり世界的なブレイクを果たす傾向が今年は一番多いかもしれません。そんな中で既にアメリカでは注目されていたRoddy Ricch(ロディ・リッチ)が覚醒し、The Boxはビルボードチャートで11週も1位を獲得しました。
Ariana Grande(アリアナ・グランデ)はソロでのリリースではなくそれぞれJustin Bieber(ジャスティン・ビーバー)、Lady Gaga(レディー・ガガ)とのコラボで1位を獲得し、初登場1位を獲得した曲数が歴代1位に。
洋楽まっぷ編集部が選ぶ2020年上半期おすすめ人気曲50選は、セールスやストリーミング数のランキングではなく曲の良さで選んでいますので、新たな名曲の発見につながればと思います。
2020年下半期の洋楽はどのような形で盛り上がるのか期待しましょう。