【洋楽】異次元の演奏を見よ!おすすめのプログレッシブメタルMV3選【第2弾】

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洋楽コラム

ヘヴィメタルのギターソロや変拍子などテクニカルな部分を強調して生まれたプログレッシブメタル。テクニカルな音楽性故の大衆向けではない聴きづらさがあるものの、ジャズファンや昔から音楽を聴いていたマニアの方からは支持され、現在までに多くのバンドがデビューした人気のジャンルとなっています。今回の記事では前回に引き続き私がおすすめしたいプログレッシブメタルのMVを3つ紹介していきます。

【洋楽】異次元の演奏を見よ!おすすめのプログレッシブメタルMV3選【第2弾】

1.He and the Sea(Stengah)

Stengah – He and the Sea – YouTube

Stengah(ステンガ)はフランス出身のバンド。ミニマルミュージック風のオシャレな印象の強いメロディラインと対比して暴力性の目立つデスボイスが特徴的。愛や怒り、好奇心などさまざまな感情を音楽で表現するというコンセプトがあり、それを体現したような起伏の激しい楽曲が多く、今年デビューしたとは思えない展開の多さと安定感のあるサウンドはデビューアルバムが発売する以前から注目が集まるバンドとなています。

2.Two-Way Mirror(Loathe)

Loathe – Two-Way Mirror – YouTube

(Loathe)ローズはイングランド出身のバンド。サイレントヒルやブレードランナーのサウンドトラックから影響を受けたという空間系の音を多く使ったアンビエントなサウンドとクリーンなボーカルが特徴。ゴリゴリのメタルというよりもクリーンなアンビエントミュージックを支える音がヘビーなギターになったようなバランスとなっています。空間っぽさを引き立たせるインダストリアルメタル的なリズムラインやデスボイスを効果的に使ったエモーショナルな楽曲は話題となり、知名度を上げつつある勢いのあるプログレッシブメタルバンドの1つです。

3.Something Vile(Vulture Industries)

Vulture Industries – Something Vile – YouTube

Vulture Industries(バルチャー・インダストリーズ)はノルウェー出身のバンド。北欧のバンドらしいミドルトーンが美しいボーカルと悲哀のあるメロディが特徴的。楽曲によってクリーンなボーカル、オペラのような歌い方やラムシュタインのような歌い方などを使い分けた技巧的なボーカルが特徴的。曲調によってピアノやサックス、タンバリンなどを駆使した1枚のアルバムの中でさまざまな顔を見せてくれるバンドとなっています。プログレッシブメタルらしい前衛的な楽曲は少ないものの、アルバム全体を聴くと奇怪さやアングラさを普通のプログレッシブメタル以上に感じる唯一無二の音楽性となっています。

まとめ

おすすめのプログレッシブメタルMVを紹介させていただきました。セオリーにとらわれない転調など実験的な楽曲の多いプログレッシブメタル。近年デビューしたバンドは音楽同士の融合させることによって更なる進化を遂げていき、より予測できない音楽性のバンドが増えたように私は感じます。この機会にプログレッシブメタルを聴いてみてはいかがでしょうか。

第1弾の記事はこちら
【洋楽】異次元の演奏を見よ!おすすめのプログレッシブメタルMV3選

WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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