Green Day(グリーン・デイ)はアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムをご紹介。
グリーン・デイはこれまでに2枚のアルバムが1000万枚を超えている一方で、明らかに商業的な失敗となった作品もあり、浮き沈みの激しいことも特徴的ですが、パンクバンドとしてはかなり成功したバンドとしても知られています。
今回はグリーン・デイのアルバムがどのようにすごいのか、これまでにリリースしたアルバムの中から売上トップ10と、全アルバムについてまとめていきたいと思います。
Green Day(グリーン・デイ)
Green Day(グリーン・デイ)は、1987年に結成されたカリフォルニア州バークレー出身のパンク・ロックバンド。
メンバーはBillie Joe Armstrong(ビリー・ジョー・アームストロング)、Mike Dirnt(マイク・ダーント)、Tré Cool(トレ・クール)の3人組。
世界中で7500万枚以上を売り上げ、パンクバンドとしては史上初のグラミー賞「最優秀レコード賞」を獲得するなど、パンク史においても重要な地位に位置づけられるバンドです。
CHECK!!
・Green Day(グリーン・デイ)のプロフィール・バイオグラフィーまとめ
・Green Day(グリーン・デイ)の人気曲ランキングTOP20・おすすめ曲8選まとめ
Green Day(グリーン・デイ)のアルバム売上ランキングトップ10
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1,039/Smoothed Out Slappy Hours
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング10位は、1991年10月1日リリースのコンピレーション・アルバム「1,039/Smoothed Out Slappy Hours(1,039/スムーズド・アウト・スラッピー・アワーズ)」。
デビュー・アルバム「39/Smooth」と現在すべて廃盤となっている最初の2つEP「1,000 Hours」、「Slappy」を組み合わせた作品です。
全世界で200万枚以上を売り上げました。 -
Bullet in a Bible
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング9位は、2005年11月15日リリースのライヴ・アルバム「Bullet in a Bible(ブレット・イン・ア・バイブル)」。
ライヴの音源を収録したCDとインタビューなどを交えてライヴの模様を収録したDVDのセットで発売されました。
2005年6月18~19日、英国のミルトンキーンズナショナルボウルで13万人を超える観客の前で演奏した模様が収録されています。 -
Kerplunk
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング8位は、1991年12月17日リリースの2ndアルバム「Kerplunk(カープランク)」。
インディーズレーベル、Lookout!時代の最後の作品で、トレ・クールが初参加となったアルバム。後の「Dookie」のヒットの影響もあり、全世界で400万枚以上を売り上げました。 -
Warning
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング7位は、2000年10月3日リリースの6thアルバム「Warning(ウォーニング)」。
バンドのトレードマークであるサウンドを避け、アコースティック要素とポップスタイルとフォークスタイルを取り入れたアルバム。
リリースの3週間前にアルバムがNapsterにリークされたことが、売り上げの低さの要因となった可能性があるものの、キャリアの中で最も低い商業的不振を表しており、マルチプラチナステータスを達成しないためにメジャーレーベルに署名して以来の最初のアルバムとなりました。 -
21st Century Breakdown
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング6位は、2009年5月15日リリースの8thアルバム「21st Century Breakdown(21世紀のブレイクダウン)」。
2006年1月にレコードの作業を開始し、2007年10月までにビリーによって45曲が作成されましたが、バンドメンバーは2008年1月までスタジオ作業に参加しませんでした。
第52回グラミー賞で最優秀ロックアルバムのグラミー賞を受賞しています。 -
International Superhits!
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング5位は、2001年11月13日リリースのコンピレーション・アルバム「International Superhits!(インターナショナル・スーパーヒッツ!)」。
1994年から2000年の間にリリースされたバンドのすべてのシングルと、WaitingのB面である「Maria」の再録音、および以前にリリースされていないトラック「Poprocks&Coke」が収録されています。 -
Nimrod
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング4位は、1997年10月14日リリースの5thアルバム「Nimrod(ニムロッド)」。
フォーク、ハードコア、サーフロック、スカの要素を含む、音楽の多様性と実験を多く含んだ作品。
RIAAではダブルプラチナに認定されています。 -
Insomniac
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング3位は、1995年10月10日リリースの4thアルバム「Insomniac(インソムニアック)」。
疎外、不安、退屈、薬物使用などのテーマに前作よりも重く、より「パンク」なサウンドと、より暗い歌詞を特徴とした作品。
このアルバムは、ロックサウンドの「史上最も重要な51のポップパンクアルバム」リストの8位に含まれていました。 -
American Idiot
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング2位は、2004年9月21日リリースの7thアルバム「American Idiot(アメリカン・イディオット)」。
アメリカの政治的出来事、特に9/11、イラク戦争、ジョージWブッシュ大統領の大統領職に触発された作品で、ビルボード200で初の1位を獲得、その他18か国で1位、全世界で1600万枚を売り上げた大ヒット作。
第47回グラミー賞で最優秀ロックアルバム賞を受賞しました。 -
Dookie
Green Day
グリーン・デイのアルバム売上ランキング1位は、1994年2月1日リリースの3rdアルバム「Dookie(ドゥーキー)」。
メジャーレーベル、リプリーズ・レコードでのデビュー作で、3週間にわたるレコーディングセッションの後、ミックス作業を数回行い制作されました。
全世界で2000万枚以上を売り上げ、パンクロックを主流の人気にもたらし、グリーン・デイを世界的に有名にしたことで知られています。
Green Day(グリーン・デイ)の全アルバム
Type | Title | US | UK | |
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Release | Point | JPN | ||
EP | 1,000 Hours | -- | -- | |
1989/5/26 | -- | -- | ||
EP | Slappy | -- | -- | |
1990 | -- | -- | ||
1st | 39/Smooth | -- | -- | |
1990/4/13 | -- | -- | ||
EP | Sweet Children | -- | -- | |
1990/8 | -- | -- | ||
Comp | 1,039/Smoothed Out Slappy Hours | -- | -- | |
1991/10/1 | 632,000 | -- | ||
2nd | Kerplunk | -- | -- | |
1991/12/17 | 1,100,000 | -- | ||
3rd | Dookie | 2 | 13 | |
1994/2/1 | 12,961,205 | -- | ||
4th | Insomniac | 2 | 8 | |
1995/10/10 | 3,253,850 | -- | ||
5th | Nimrod | 10 | 11 | |
1997/10/14 | 3,060,000 | -- | ||
6th | Warning | 4 | 4 | |
2000/10/3 | 1,979,000 | -- | ||
Comp | International Superhits! | 40 | 15 | |
2001/11/13 | 2,718,500 | 4 | ||
Comp | Shenanigans | 27 | 32 | |
2002/7/2 | 205,610 | -- | ||
7th | American Idiot | 1 | 1 | |
2004/9/21 | 12,093,133 | 3 | ||
Live | Bullet in a Bible | 8 | 6 | |
2005/11/15 | 940,500 | -- | ||
8th | 21st Century Breakdown | 1 | 1 | |
2009/5/15 | 2,387,386 | 1 | ||
Soundtrack | American Idiot: The Original Broadway Cast Recording | 43 | -- | |
2010/4/20 | -- | -- | ||
Live | Awesome as Fuck | 14 | 14 | |
2011/3/22 | 25,000 | 11 | ||
9th | ¡Uno! | 2 | 2 | |
2012/9/21 | 380,000 | 3 | ||
10th | ¡Dos! | 9 | 10 | |
2012/11/9 | 266,870 | 8 | ||
11th | ¡Tré! | 13 | 31 | |
2012/12/7 | 217,457 | 10 | ||
Demo | Demolicious | 112 | 119 | |
2014/4/19 | -- | -- | ||
12th | Revolution Radio | 1 | 1 | |
2016/10/7 | 243,000 | 8 | ||
Comp | Greatest Hits: God's Favorite Band | 39 | 22 | |
2017/11/17 | 300,000 | -- | ||
Live | Woodstock 1994 | 156 | -- | |
2019/4/13 | -- | -- | ||
13th | Father of All Motherfuckers | 4 | 1 | |
2020/2/7 | 42,000 | 9 | ||
Live | BBC Sessions | -- | 44 | |
2021/12/10 | -- | -- |
※Comp … コンピレーション・アルバム
※Live … ライヴ・アルバム
EP … Extended plays
Soundtrack … サウンドトラック・アルバム
Demo … デモ・アルバム
PointはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミングを元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
Green Day(グリーン・デイ)のおすすめアルバム
年代別におすすめアルバムを分けるとすれば、90年代は「Dookie」、2000年代は「American Idiot」、2010年代は「Revolution Radio」がおすすめ。コンピレーション・アルバムであれば「International Superhits!」が有名ですが、「Greatest Hits: God's Favorite Band」の方が年代関係なく幅広く聴けるのでおすすめです。
まとめ
「Dookie」がヒットしすぎたせいで、以降のアルバムがしばらく商業的な成功は収められませんでしたが、それでも昨今のセールス不況を考えると十分売れていたのがよくわかる結果となったんじゃないかと思います。また「American Idiot」、「21st Century Breakdown」と続けて成功したあとに実験的な3部作をリリースする点もアーティストとしてのこだわりも感じられます。
以上、Green Day(グリーン・デイ)のアルバム売上ランキングトップ10とおすすめ全アルバムまとめをお届けしました。