Taylor Swift(テイラー・スウィフト)の人気曲ランキングTOP20・おすすめアルバム5選をご紹介。
テイラー・スウィフトは自伝的な作詞作曲と芸術的な革新で知られ、ポップカルチャーにおいて影響力のある人物であり、幅広い人々の関心を集めています。
テイラー・スウィフトのプロフィール
Taylor Swift(テイラー・スウィフト)は、ペンシルベニア州出身のカントリーポップ歌手、シンガーソングライター。
2016年、シングル「Tim McGraw(ティム・マックグロウ)」で歌手デビュー。
日本で有名なテイラー・スウィフトの曲と言えば、やはりテラスハウスの主題歌にもなった「We Are Never Ever Getting Back Together(邦題:私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない)」や、世界中で大ヒットした「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」辺りだと思います。
テイラー・スウィフトはカントリーシンガーからポップシンガーへの転向を遂げ、今では世界でもトップクラスのセールスを誇るスターに成長し、多くのヒットソングを持つアーティストのひとりです。
CHECK!!
・Taylor Swiftのプロフィール・バイオグラフィーまとめ
テイラー・スウィフトの人気曲ランキングTOP20
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exileTaylor Swift ft. Bon Iver
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング20位は『Folklore』収録の「exile」。
疎遠になった2人の恋人が言葉にできない会話をしている架空の物語。
Bon Iver(ボン・イヴェール)を迎え、2人のボーカルの相性、苦悩に満ちた歌詞、豊かなインストゥルメンタル、そして荒涼とした雰囲気が抜群な1曲になっています。
『Folklore』収録
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willowTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング19位は『Evermore』収録の「willow」。
ギター、グロッケンシュピール、フルート、弦楽器、パーカッションの音色に乗せて、柳の木に人生を例えるなど、歌手のロマンチックな心境を伝えるためにいくつかの比喩を用いた室内フォークラブソング。
全米ビルボードホット100。その他オーストラリア、カナダ、シンガポールで初登場1位を獲得。
『Evermore』収録
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ME!Taylor Swift ft. Brendon Urie of Panic! At The Disco
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング18位は『Lover』収録の「ME!」。
Brendon Urie(ブレンドン・ユーリー)とのコラボ作で、マーチングバンドのドラムラインによって駆動される、陽気で派手なバブルガムポップとシンセポップのデュエットソング。
新たなレーベルからの1枚目のシングルとしてリリースされ、ミュージック・ビデオは初日に4320万回再生という当時の最高記録を更新しました。
『Lover』収録
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augustTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング17位は『Folklore』収録の「august」。
名前のない女性の語り手が、ベティとのつかの間の夏の恋の後に和解した17歳の少年ジェームズに対する悲しみを表現した曲。
「Cardigan」「Betty」に並びジェームズ、ベティ、オーガスティンの三角関係を描いた楽曲で高い人気を得ています。
『Folklore』収録
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…Ready For ItTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング16位は『Reputation』収録の「…Ready For It」。
エレクトロポップ、インダストリアルポップ、EDM、そしてダンスホールとトラップの要素を備えたプログレッシブポップソング。
Joseph Kahn(ジョセフ・カーン)監督のミュージック・ビデオはもはや映画。暗くて未来的な美学を特徴としながらSFフランチャイズ作品に敬意を表した映像になっています。
『Reputation』収録
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All Too WellTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング15位は『Red (Taylor's Version)』収録の「All Too Well」。
失敗した恋愛関係について語られた曲で、語り手が元恋人の妹の家に残したスカーフの詳細は、幅広い解釈を生み出しました。
再録音盤は「10 Minute Version」となり、全米ビルボードホット100で1位を獲得した最長の曲となりました。
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I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)ZAYN, Taylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング14位はサウンドトラック・アルバム『Fifty Shades Darker: Original Motion Picture Soundtrack』収録の「I Don't Wanna Live Forever (Fifty Shades Darker)」。
2017年公開の映画『フィフティ・シェイズ・ダーカー』のテーマ・ソング。
付き合いも長く普段から仲がいいとも言われるZAYN(ゼイン)とのコラボで、ロマンチックなアプローチを交わす、官能的なエレクトロR&Bとエレクトロポップのバラードとなっています。
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Love StoryTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング13位は『Fearless』収録の「Love Story」。
ロミオとジュリエットからヒントを得て作られており、初めて世界中でヒットした初期の代表曲のひとつ。
800万枚以上のセールスを記録し、テイラー・スウィフトの2番目に売れたシングルで、ストリーミングでは3億回以上再生されています。
『Fearless』収録
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You Belong With MeTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング12位は『Fearless』収録の「You Belong With Me」。
ツアー中のバンドメンバーとそのガールフレンドとの電話を偶然耳にしたことをきっかけに書かれた曲。
ガールフレンドが彼に詰め寄った時、彼が防御的になったことを彼女は思い出し、それが冒頭の歌詞につながったそう。
「Love Story」と並び世界的大ヒットによって初期の代表曲のひとつとなりました。
『Fearless』収録
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You Need To Calm DownTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング11位は『Lover』収録の「You Need To Calm Down」。
明るい、夏らしいシンセポップとエレクトロポップの曲で、LGBTQ +コミュニティへの彼女の支持を表明していることを示した曲。
ミュージック・ビデオには当時仲が悪いとされていたKaty Perry(ケイティ・ペリー)が出演したことも大きな話題となりました。
『Lover』収録
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cardiganTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング10位は『Folklore』収録の「cardigan」。
ベティという女性のナレーターの視点から、思い出の中に失われたロマンスについて語られた曲。
全米ビルボードではビルボードホット100、またアルバム『Folklore』の両方が初登場1位を獲得し、ホット100とビルボード200で同時に初登場した初のアーティストとなりました。
『Folklore』収録
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Anti-HeroTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング9位は『Midnights』収録の「Anti-Hero」。
自己嫌悪と名声が彼女の幸福に与える影響に焦点を当てており、1980年代風のドラムループが特徴のポップロックとシンセポップの曲。
テイラーの知名度、名声、個人的な問題を探求しており、自分が書いた中で最も正直な曲の一つだと語っています。
『Midnights』収録
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Cruel SummerTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング8位は『Lover』収録の「Cruel Summer」。
Jack Antonoff(ジャック・アントノフ)、St. Vincent(セイント・ヴィンセント)との共作で、辛い夏の間の激しいロマンスについて語られた曲。
アルバムのリリース当初よりファンの間で人気を得ていた曲でもあり、2023年、テイラー最大規模となったツアー『The Eras Tour』のセットリストに含まれたことで大きな話題となりました。
アルバムリリースから4年を経てシングル化され大ヒット。テイラーの新たな代表曲となりました。
『Lover』収録
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Wildest DreamsTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング7位は『1989』収録の「Wildest Dreams」。
ニューヨークの歌手、Lana Del Rey(ラナ・デル・レイ)の曲に似ているという指摘も話題となった歌。
Max Martin(マックス・マーティン)とShellback(シェルバック)というヒットメーカーコンビによるプロデュース作品です。
『1989』収録
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LoverTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング6位は『Lover』収録の「Lover」。
テイラーいわく結婚披露宴で演奏できる時代を超越したラブソングで、アルバムのタイトルトラック。
ワルツのテンポにカントリーとインディーフォークを組み合わせ、スネアドラム、ピアノ、ピチカートストリングス、濃密なリバーブで構成されたアコースティックギター主導のバラード。
Spotifyを中心にストリーミングでの人気が高く、今なお聴かれ続けロングヒットとなっています。
『Lover』収録
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Blank SpaceTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング5位は『1989』収録の「Blank Space」。
ビルボードホット100では当時1位だった「Shake It Off」を抑えて1位を獲得。同じアーティストが自身の歌を抑えて新曲が1位となったのはビルボードホット100チャートの歴史上初の女性となり、現在もこの記録は破られていません。
当時のインタビューでは、メディアが彼女のイメージを「クレイジーだけど魅惑的で魅力的だけどクレイジーだけど人を操る女の子」と認識していることに対する風刺的な自己言及として思い描いていたそう。
個人的に攻撃されているとは感じていたものの、「それはちょっとおかしいんじゃないか」と気づいたことがきっかけとなり、恋愛生活に対するメディアの監視が影響を与え、複数の恋愛関係を持つ軽薄な女性を描いています。
『1989』収録
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Look What You Made Me DoTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング4位は『Reputation』収録の「Look What You Made Me Do」。
テイラー・スウィフト自身につきまとう評判ついて歌っており、過去の衣装を身にまとったミュージック・ビデオも話題になりました。
邦題は「ルック・ホワット・ユー・メイド・ミー・ドゥ~私にこんなマネ、させるなんて」
『Reputation』収録
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DelicateTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング3位は『Reputation』収録の「Delicate」。
ダンスポップとトロピカルハウスの要素を取り入れたエレクトロポップのバラード。
テイラーの有名人としての活動と私生活にまつわる出来事にインスピレーションを得た歌詞は、自分の評判が芽生えつつある恋愛に影響するのではないかと思い悩む語り手の弱さを描いています。
自伝的な私生活への言及のようなストーリーを描いたミュージック・ビデオも高い人気を得ました。
『Reputation』収録
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StyleTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング2位は『1989』収録の「Style」。
元ボーイフレンド、Harry Styles(ハリー・スタイルズ)について歌ったと言われていて、ファンにとってはもはや周知の事実。
マックス・マーティン、シェルバック、アリ・パヤミとともに書かれ、エレキギターのリフや脈打つシンセサイザーも特徴的で、スローテンポながら1970年代のディスコを彷彿とさせるグルーヴ感のある曲になっています。
アルバムからのシングルがあまりにも大ヒットしているため、今作はリリース当初商業的な結果は他のシングルに比べると低いですが、ストリーミングを中心に現在も人気が高い曲です。
『1989』収録
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Shake It OffTaylor Swift
テイラー・スウィフトの人気曲ランキング1位は『1989』収録の代表曲「Shake It Off」。
テイラー・スウィフト最大のヒット曲であり、テイラー・スウィフト最大の動画再生回数を記録している代表曲で、未だ圧倒的な人気曲です。
カントリー・ポップ・ミュージック・スタイルからの脱却が意識されたアップテンポな曲になっています。
リリース当初は全米ビルボードのカントリー・ソング・チャートに58位で初登場しましたが、カントリーからポップ・ミュージックへの移行をテイラー・スウィフト本人が認めたため、非常に異例なランクインとなりました。
米国レコード協会(RIAA)では唯一のダイヤモンド認定(1000万枚の売上に相当)を獲得しています。
邦題は「シェイク・イット・オフ~気にしてなんかいられないっ!!」
『1989』収録
テイラー・スウィフトのおすすめアルバム5選
テイラー・スウィフトはこれまでに7枚のスタジオ・アルバムを出してますが、それぞれが見事にヒットシングルを含み、たくさんの名曲があるため、聴きやすさ、親しみやすさがあるのが特徴です。全てを是非一度聴いてみて頂きたいほどおすすめです。
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Fearless (Taylor's Version)
2021年4月9日リリース。2008年の2ndアルバム『Fearless』の再録音アルバム。
『Fearless』は主に10代の頃に書かれ、愛や失恋に対する思春期の思いや感情について書かれており、「Love Story」、「You Belong with Me」などの代表曲が誕生しました。
再録音されたテイラーズ・バージョンは6曲の未発表曲が追加され、当時のカントリー・ポップ・サウンドに、『Folklore』や『Evermore』のインディー志向のサウンドの影響を受けた印象を与えます。
『Fearless』の全世界推定売上は1200万枚。テイラーズ・バージョンもレコードが好調などから100万枚に迫るセールスとなり、2021年のリリース以降現在もヒットしています。
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Red (Taylor's Version)
2021年11月12日リリース。2012年の4thアルバム『Red』の再録音アルバム。
テイラー・スウィフト自身が制作期間中の2年間で経験した激動、狂気、狂気、強烈、半毒性の関係についてのほとんどすべてを現していて、色に例えると「赤」だと述べており、そこからタイトルがつけられたと考えられます。
日本でも25万枚以上売り上げており、収録曲「We Are Never Ever Getting Back Together(邦題:私たちは絶対に絶対にヨリを戻したりしない)」のヒットが影響していると見られます。
再録音されたテイラーズ・バージョンは9曲の未発表曲が追加され、「All Too Well」の10分バージョンは全米ビルボードホット100で1位を獲得しました。
『Red』の全世界推定売上は800万枚。テイラーズ・バージョンもレコードが好調などから100万枚に迫るセールスとなり、2021年のリリース以降現在もヒットしています。
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1989 (Taylor's Version)
2023年10月27日リリース。2014年の5thアルバム『1989』の再録音アルバム。
プロデューサーにMax Martin(マックス・マーティン)とShellback(シェルバック)というヒットメーカーを起用したことで一気にポップ路線となり、カントリースタイルからの完全なる脱却が見られます。
『1989』は第58回グラミー賞で「最優秀アルバム賞」「最優秀ポップ・ヴォーカル・アルバム賞」の2冠を制しました。
再録音されたテイラーズ・バージョンはデラックス盤に収録されていた16曲の再録音バージョンと5曲の未発表曲が追加される大ボリュームとなり、「Is It Over Now?」は全米ビルボードホット100で1位を獲得しました。
『1989』の全世界推定売上は1010万枚。テイラーズ・バージョンは200万枚を超える大ヒットとなり、テイラーズ・バージョンの中で最も売り上げる結果となりました。
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Reputation
2017年11月10日リリースの6thアルバム。
タブロイド紙の精査の対象となったことでメディアは彼女の私生活や他の有名人との論争を大いに報じるようになり、彼女は積極的な存在感を維持していたマスコミやSNSから身を隠し、女を取り巻く過度のゴシップと、騒々しい出来事の中で愛を見つけるという2つの主要なテーマの下で書かれた作品。
EDM、ヒップ・ホップ、マイアミ・ベースなどのアーバン・ジャンルにインスパイアされたエレクトロ・ポップ、R&B、トラップを中心に構築されており、2017年の女性アーティストによるベストセラーアルバムとなりました。
アルバムを発表する前に自分のウェブサイトとSNSのアカウントを削除し、インターネット全体で広く注目を集めるという手法はこの時テイラー・スウィフトが行ったもので、現在では多くのアーティストがプロモーションの一環でこの手法を取り入れています。
全世界推定売上は450万枚。最後のテイラーズ・バージョンが今後リリースされると見られています。
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Lover
2019年8月23日リリースの7thアルバム。
ビッグマシン・レコードを離れた後の最初のアルバムで、再調整された私生活と新たに発見された芸術的自由からインスピレーションを得て、恋人を「愛へのラブレター」として考えられた作品。
全体を通して明るいサウンドとなっており、雰囲気のあるシンセサイザー、ミッドテンポのリズム、アコースティック楽器が特徴のメロディーとともに、主にエレクトロポップ、ポップ ロック、シンセポップから引き出されます。
リリース当時の全世界推定売上は320万枚。しかし2023年の『The Eras Tour』をきっかけに再び多くの国でトップ10入りを果たすようになり、公表されていないものの現在の総売り上げはもっとあるものと見られます。
まとめ
テイラー・スウィフトは再録音の影響もあって近年のリリース頻度が高く、ランキングは細かく変動していますが、そんな中上位20曲にランクインしている曲は今最もストリーミングでの人気が高い曲だというのがわかります。
集計するにあたって「Shake It Off」は圧倒的な1位でしたが、ストリーミングが強かった「Style」や「Lover」などがランクインしており、シングル総売り上げランキングとなったら大きく違う結果になるようなランキングとなりました。
テイラー・スウィフトはカントリーからポップスへと変化したため時期によって進化してる分好みも分かれるかと思います。当時の人気と継続的な人気で大きな差が生まれているのも楽曲の多さが起因しているかもしれません。
※人気曲ランキングはYouTubeの総再生数、Spotify、Apple Musicのトップソングをポイント化して集計。人気アルバムは国別のレコード協会が認定したダイヤモンド、プラチナ、ゴールドの値を集計したものになります。不定期で更新していきます。
参考記事
・Taylor Swift - YouTube
・Taylor Swift - Apple Music
・テイラー・スウィフト | Spotify
・テイラー・スウィフト - Wikipedia
・Taylor Swift - Wikipedia