フォーブスが「米国で最も裕福なセルフメイドウーマン」ランキングを発表。音楽カテゴリーではRihanna(リアーナ)が14億ドルで1位(総合では21位)になったことがわかりました。
「America's Richest Self-Made Women」は自力で財をなした「セルフメイド」女性100人を保有資産額で順位付けするもの。今年はエンターテインメントや医療、テクノロジー、化粧品、ファッションなど多岐にわたる業界で活躍する女性たちが番付入りし、100人の資産額総計は1110億ドル(約15兆円)となっています。
リアーナは音楽カテゴリーではありますが、そのほとんどは自身が関係している自身のランジェリーブランド、Savage x Fenty(サヴェージ x フェンティ)や化粧品ブランド、FENTY BEAUTY(フェンティ・ビューティー)、スキンケアブランド、FENTY SKIN(フェンティ・スキン)の成功が影響し、音楽カテゴリーでは唯一のビリオネア(10億)超えを果たしています。
5月にラッパー、A$AP Rocky(エイサップ・ロッキー)との最初の子供を出産して以降、FENTY BEAUTYとFENTY SKINのアフリカ進出を発表するなど精力的な活動は続いています。
音楽カテゴリーで2番目にランクインしたのがMadonna(マドンナ)。5億7500万ドルで総合47位につけました。3番目につけたのはTaylor Swift(テイラー・スウィフト)で5億7000万ドル。総合では48位につけています。テイラー・スウィフトは再録音による「テイラーズ・バージョン」のリリースを含めたことでこれらの新しいマスターレコーディングに対する権利を持っており、カタログを再構築することができます。わずか16か月で4枚のアルバムを全米1位に送り込む快挙を成し遂げ、ビニールレコードの復活にも大きく貢献し、純粋に音楽市場に多大な影響をもたらしています。
テイラー・スウィフトは先月、ニューヨーク大学から名誉美術博士号(Honorary Doctor of Fine Arts)を授与され、同校の2022年度卒業式でスピーチを披露しています。
続けてCeline Dion(セリーヌ・ディオン)が4億7000万ドルで総合60位、Beyoncé(ビヨンセ)が4億5000万ドルで総合61位、Barbra Streisand(バーブラ・ストライサンド)が4億2500万ドルで総合66位、Dolly Parton(ドリー・パートン)が3億7500万ドルで総合74位と、音楽カテゴリーではこの7人がランクインしました。