【洋楽】唸れギター！おすすめ2010年代に発売された北欧メタルアルバム5選

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2021-12-30

北欧メタルが知れ渡ってしばらく経った2010年代。1万人当たりのヘヴィメタル人口世界一に至った北欧は有名バンドの活躍はもちろん著名なミュージシャン同士が新たなバンドを結成することも多くなり、質の高いメタルバンドが多くデビューするメタルファンにとって魅力的な地域となりました。今回の記事では前回に引き続きおすすめの2010年代に発売されたメタルバンドを紹介していきます。

【洋楽】唸れギター！2010年代に発売された北欧メタルアルバム５選

１・Heroes of Mighty Magic(Twilight Force)

TWILIGHT FORCE - Flight Of The Sapphire Dragon - YouTube

Twilight Force(トワイライトフォース)はスウェーデン発のシンフォニックメタルバンド。オーケストラサウンドのもつファンタジー感と重低音が合わさったサウンドが特徴。世界観にも力を入れており、戦士とエルフに扮したメンバーがライブ中はメンバー同士をキャラクターの名前同士で呼び合い、MVでは魔法が飛び交うRPGのような世界観があるバンドとなっています。Heroes of Mighty Magicは前作のアルバムよりも更に世界観が完成されたものとなっており、歌詞やサウンドからどんな旅をしてきたか追体験できる1枚です。

２・Space 1992: Rise of the Chaos Wizards(GLORYHAMMER)

GLORYHAMMER - Rise Of The Chaos Wizards - YouTube

GLORYHAMMER(グローリーハンマー)はスコットランドのパワーメタルバンド。力強いボーカルとキーボードによるシンフォニックなサウンドが特徴。アルバムごとのコンセプト性が強く、このアルバムは復活した混沌の魔術師をボーカルのアンガスマクファイフが宇宙へ戦いに行くというシナリオとなっており、アルバム1枚を聴くことによってそのストーリーを追う事が出来ます。

３・Under the Grey Banner(Dragonland)

Dragonland - Starfall [Evoken Fest 2018] live at LIQUIDROOM Tokyo in Japan - YouTube

Dragonland(ドラゴンランド)はスウェーデン発のシンフォニックメタルバンド。いかにも北欧メタルらしい叙情的なメロディと甘いボーカルが特徴的。神秘的なサウンドで展開される楽曲は映画音楽そのものと言える完成度があります。美しさの中にもヘヴィメタルのようなハードなギターソロやBPMの高い楽曲は映画音楽とヘヴィメタルを融合させたような楽曲が多く、シンフォニックメタルファンもヘヴィメタルファンもどちらも楽しめるアルバムとなっています。

４・Shogunate Macabre(Whispered)

WHISPERED - JIKININKI - YouTube

Whispered(ウィスパード)はフィンランドのメロディックデスメタルバンド。日本らしさを追求するあまり琴や三味線を取り入れた和風サウンドと重厚なシンフォニック感が特徴。前作のアルバム「Thousand Swords」と比べるとBPMの高い曲が多く、より直球なメタル感の強い楽曲が増えた印象。和風な世界観は少し薄れたものの聴きやすさがアップし、和風メロディックデスメタルバンドとしての純度が高くなった1枚です。和風でありながら北欧メタルらしい重厚なシンフォニック感も感じるフィンランドと日本が融合したサウンドを持つ唯一無二のバンドとなっています。

５・The Great War(Sabaton)

SABATON - Steel Commanders - YouTube

Sabaton(サバトン)はスウェーデン発のパワーメタルバンド。力強いギターリフとボーカリストのヨアキムによるパワフルなボーカルが特徴。戦士たちの勇士を取り上げた歌詞やライブパフォーマンスには戦車や重火器のセットが登場するミリタリーな世界観の強いバンドとなっています。中国の孫子の兵法や日本の西南戦争をモチーフにしたSHIROYAMAなど様々な国からインスパイアされた世界観はヨーロッパを中心に人気があり、The Great Warも第一次世界大戦という重々しいテーマでありながら重低音とキャッチーなメロディを兼ね備えたサバトンらしいアルバムとなっています。