Ed Sheeran(エド・シーラン)の人気曲ランキングTOP20とおすすめ曲8選をご紹介。
エド・シーランは、イングランド東部のサフォーク出身のシンガーソングライター、ギタリスト、レコードプロデューサー。
2011年、シングル「The A Team(Aチーム~飛べない天使たち~)」で歌手デビュー。
ブリット・アワード2012では男性ソロ部門と新人賞の2冠を達成。2014年、2017年に世界で最も多くのセールスを記録した男性ソロ・アーティストとなり、リリースしたアルバムは必ず大ヒットする数少ないアーティストでもあります。
エド・シーランの人気曲ランキングTOP20
人気曲ランキングはWikipediaに掲載されている出荷枚数、デジタル販売数、CD売上枚数、エアプレイなどの回数、ストリーミング(Spotify、Apple Musicなど)を元に算出されたユニット数の各国の合計値をポイント化して、さらにYoutube再生回数ランキングをポイント化し、その合計を合算したものになります。不定期で更新していきます。
それでは、ランキングに入ったそれぞれの楽曲を簡単ではありますが、ご紹介していこうと思います。
CHECK!!
・Ed Sheeranのプロフィール・バイオグラフィーまとめ
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Give Me LoveEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング20位は『+(Plus)』収録の「Give Me Love」。
ハリウッドボウルで開催された104.3 MY FMのマイビッグナイトアウトイベントでDemi Lovato(デミ・ロヴァート)とのデュエットも話題になりました。
ミュージック・ビデオには女優のIsabel Lucas(イザベル・ルーカス)がゲスト参加しています。
『+(Plus)』収録
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SingEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング19位は『×(Multiply)』収録の「Sing」。
Pharrell Williams(ファレル・ウィリアムズ)との共作で、Justin Timberlake(ジャスティン・ティンバーレイク)のポップとR&Bのスタイリングに強くインスパイアされて作られたそうです。
イギリスで初めて1位を獲得した曲でもあります。『×(Multiply)』収録
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RiverEminem ft. Ed Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング18位はEminem(エミネム)のアルバム『Revival』収録の「River」。
オーストラリアを旅行してるときにラッセル・クロウの家に泊まった時に作られた曲で、エミネムに送ってから1年経ってから進展して完成された曲。
エド・シーランにとってはゲスト参加した曲で初めて全英チャートで1位を獲得した曲でもあります。
『Revival』収録
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Bam BamCamila Cabello ft. Ed Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング17位はCamila Cabello(カミラ・カベロ)のアルバム『Familia』収録の「Bam Bam」。
トロピカルでサルサを取り入れたプリコーラスとコーラスを備え、Ed Sheeran(エド・シーラン)を迎えたラテン・ポップ。米国ビルボードホット100では21位と伸び悩んだものの15か国以上でトップ10入りを果たし、結果的には世界中で大ヒットとなりました。
『Familia』収録
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Lego HouseEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング16位は『+(Plus)』収録の「Lego House」。
ハートフォードシャー大学で撮影されRupert Grint(ルパート・グリント)が出演してるミュージック・ビデオも話題になりました。アメリカでは2枚目となるプラチナ認定を受けるヒットとなりました。
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South of the BorderEd Sheeran ft. Camila Cabello & Cardi B
エド・シーランの人気曲ランキング15位は『No.6 Collaborations Project』収録の「South of the Border」。
カミラ・カベロ、Cardi B(カーディ・B)がゲスト参加した曲。ミュージック・ビデオはスパイ映画さながらの映像となっておりモデルのAlexis Ren(アレクシス・レン)や俳優のPaul Karmiryan(ポール・カーミリアン)が出演しています。
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Don'tEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング14位は『×(Multiply)』収録の「Don't」。
歌詞は3つの詩で構成されており、「最初の詩は設定、2番目は状況を説明し、3番目は結果であり、それぞれの間にコーラスがある。」と説明しています。
Ellie Goulding(エリー・ゴールディング)との関係について歌われているという話が有名です。
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I See FireEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング13位はサウンドトラック・アルバム『The Hobbit: The Desolation of Smaug (Original Motion Picture Soundtrack)』収録の「I See Fire」。
映画『ホビット 竜に奪われた王国』の主題歌。エンドクレジットの曲を担当するアーティストを探していた映画監督ピーター・ジャクソンが、娘を通じてエド・シーランと知り合い、主題歌を担当することになったそうです。
『The Hobbit: The Desolation of Smaug (Original Motion Picture Soundtrack)』収録
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HappierEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング12位は『÷(Divide)』収録の「Happier」。
失恋や別れに焦点を当てており、感傷的で切ないテーマが描かれたバラード。
アルバムからの最後のシングルとしてリリースされ、ミュージック・ビデオでは「Sing」でも登場した本人の人形が登場しています。
『÷(Divide)』収録
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Beautiful PeopleEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング11位は『No.6 Collaborations Project』収録の「Beautiful People」。
Khalid(カリード)を迎えてMax Martin(マックス・マーティン)とShellback(シェルバック)のコンビも参加した名曲。
外見や社会的なステータスにこだわらず、真の自己でいることの重要性に焦点を当てています。
全英シングルチャートで1位を獲得し、その他多くの国でトップ3入りとなりました。
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Galway GirlEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング10位は『÷(Divide)』収録の「Galway Girl」。
アイルランドの若手バンドBeoga(ベガ)とのコラボレーションによって、伝統的なフォーク・サウンドとヒップホップが融合した楽曲になっており、Beoga(ベガ)が2011年に発表した「Minute 5」という楽曲の一部が含まれています。
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The A TeamEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング9位は『+(Plus)』収録の「The A Team(邦題:Aチーム~飛べない天使たち~)」。
ホームレスのシェルターでギグをしたときの経験から生まれたと言われているデビュー曲。
グラミー賞やブリッド・アワードにノミネートされるほどのヒットとなり、イギリスでは2011年の年間チャートでもトップ10入りを果たしています。
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ShiversEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング8位は『=(Equals)』収録の「Shivers」。
『÷(Divide)』のツアー最終日、イギリスのサフォークで借りた農場にスタジオを構えたときに3日かけて書かれた曲。
曲作りで3日かかるのはエド・シーランにとっては異例の長さだったそうで、失敗のまま終わらせるのは勿体ないと感じて時間はかかったけど完成させたと語っています。
『=(Equals)』収録
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Castle On The HillEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング7位は『÷(Divide)』収録の「Castle On The Hill」。
Benny Blanco(ベニー・ブランコ)との共作で、故郷でもあるサフォーク州の小さな町、フラムリンガムでの10代の頃の生活を取り囲んだ内容になっており、タイトルの城は「Framlingham Castle(フラムリンガム城)」の事を指しています。
「Shape of You」と2曲同時リリースだったため多くの国で2位となりました。
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I Don't CareEd Sheeran & Justin Bieber
エド・シーランの人気曲ランキング6位は『No.6 Collaborations Project』収録の「I Don't Care」。
Justin Bieber(ジャスティン・ビーバー)との久しぶりとなる共演も話題になり大ヒット。
26か国で1位を獲得するも全米ビルボードホット100では惜しくも2位に留まりました。
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Bad HabitsEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング5位は『=(Equals)』収録の「Bad Habits」。
28か国で1位を獲得したヒット曲。全英チャートとアイルランドのチャートで11週間連続でトップになり、両国で2021年のベストセラーシングルとなりました。
2021年初頭にイギリスでCOVID-19のパンデミック制限の緩和が発表されたとき、アコースティックな曲が望まれるかわからずに人々を驚かせ、まったく異なるものを作るために書かれました。
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PhotographEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング4位は『×(Multiply)』収録の「Photograph」。
写真を通して過去の瞬間を振り返り、そこに込められた思い出の重要性について歌われた曲。
Johnny McDaid(ジョニー・マクデイド)との共作で、元恋人Nina Nesbitt(ニーナ・ネスビット)とのエピソードがかかれている曲としても有名です。
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Thinking out LoudEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング3位は『×(Multiply)』収録の代表曲「Thinking out Loud」。
自らの感情と経験からインスパイアされて書いたもので、愛と永遠の結びつきに焦点を当てられた曲。
イギリスでは2010年代で3番目にヒットした曲として記録されており、歴代でも81番目に高いヒットを記録しています。
第58回グラミー賞では最優秀楽曲賞と最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞。
アメリカではRIAAで初のダイヤモンド認定を受けるヒットとなっただけでなく、現時点では「Shape of You」「Perfect」よりも多くプラチナ認定されており、最も売れた曲となっています。
※「Thinking Out Loud」は16×プラチナで、「Shape of You」、「Perfect」は13×プラチナ。
ストリーミングでは現在も人気なので今後もこの記録は更新され続けていくと言えます。
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PerfectEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング2位は『÷(Divide)』収録の代表曲「Perfect」。
後に結婚するCherry Seaborn(チェリー・シーボーン)とのPerfect(完璧)な瞬間を切り取った歌詞が印象的な伝統的な結婚に焦点を当てたロマンチックなバラード。
イビサ島にあるJames Blunt(ジェームス・ブラント)の家を訪れたことがインスピレーションを得たきっかけとなったと後に述べてます。
またレコーディングには兄で作曲家でもあるMatthew Sheeran(マシュー・シーラン)が弦楽オーケストレーションで参加。初めて兄弟が楽曲で協力した曲にもなりました。
Beyoncé(ビヨンセ)やAndrea Bocelli(アンドレア・ボチェッリ)が参加したリミックス・バージョンもリリースされ、ビヨンセとのリミックスは全米1位を獲得しています。
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Shape of YouEd Sheeran
エド・シーランの人気曲ランキング1位は『÷(Divide)』収録の代表曲「Shape of You」。
軽快なダンスビートと中毒性のあるメロディ、恋愛と身体的な魅力に焦点を当てた歌詞が特徴的な曲。
2017年に世界で一番売れたシングルで、全米ビルボードホット100ではトップ10滞在週が記録的な33週を記録。1位は12週連続、イギリスでは13週連続と長期的にヒットし続けました。
第60回グラミー賞では最優秀ポップ・ソロ・パフォーマンス賞を受賞しています。
ミュージック・ビデオの再生数は60億回を超え、ミュージック・ビデオとしては全世界での歴代5位の記録となっています。
「Shape of You」の人気は現在もなお健在で、エド・シーラン最大のヒット曲となりました。
エド・シーランのおすすめ曲8選
「エド・シーランを聴いたことがない」という方でも、テレビ番組でのBGMなどで多く耳にしたことがありそうなのが、以下の2曲。
この2曲はともにエド・シーランにとって代表曲的な存在で、どちらも日本だけでなく世界中でヒットしました。タイトルを知らなくとも聴いてみると知ってる!と思うかもしれません。
その他ランキング内で個人的におすすめなのは、以下の4曲。
Thinking out Loud
Bad Habits
Shivers
Beautiful People
この辺りがおすすめです。ランキング外ではとのTaylor Swift(テイラー・スウィフト)とのコラボ曲「Everything Has Changed」や、68歳で亡くなったオーストラリアの音楽プロモーター、Michael Gudinski(マイケル・グディンスキー)に捧げた「Visiting Hours」などがおすすめです。
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Everything Has ChangedTaylor Swift ft. Ed Sheeran
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Visiting HoursEd Sheeran
もちろんまだまだおすすめしたい曲はありますが、最低限聴いてみてほしいおすすめ曲として取り上げてみました。是非聴いてみてください。
まとめ
集計するにあたって「Shape of You」は圧倒的な1位でしたが、「Perfect」と「Thinking Out Loud」は非常に僅差でした。また20曲すべてがセールスに換算すると100万以上の高ポイントでの計算となり、世界中でヒットしている曲がこんなにあるのかと改めて感じました。積極的に多くのコラボに参加し、それらもヒットしてることが人気曲の多い要因のひとつになっています。
今回ご紹介したエド・シーランの音楽が多くの人々を魅了し続ける理由は、彼の持つ幅広い音楽性と心に響くストーリーテリングにあります。デビュー曲「The A Team」から最新の楽曲に至るまで、彼の作品はジャンルに縛られることなく、進化を続けながらも一貫して感情に寄り添うメッセージを届けています。
アコースティック・ギターを基盤にしつつ、ポップ、R&B、ヒップホップの要素を巧みに取り入れたサウンドは、リスナーの心をつかんで離しません。「Perfect」や「Thinking Out Loud」ではロマンティックな愛を、「The A Team」や「Beautiful People」では社会的な視点を、「Supermarket Flowers」や「Afire Love」では家族への深い愛情を表現し、どの楽曲も聴く人の人生と自然にリンクするのです。
また、エド・シーランはコラボレーションの才能にも長けています。エミネムやテイラー・スウィフトとの楽曲、映画『ホビット』のサウンドトラック制作など、多様なアーティストやプロジェクトと関わることで、彼の音楽はさらに進化し続けています。
音楽の世界で数々の記録を打ち立て、グラミー賞を4度受賞。ストリーミング再生回数は400億回を超え、世界中のファンの心を動かし続けています。言語や文化の壁を超えて、誰もが共感できるメロディと歌詞を生み出すエド・シーラン。彼の音楽は、今後も多くの人々にとって人生の一部となり続けるでしょう。
参考記事
・Ed Sheeran - YouTube
・Ed Sheeran - Apple Music
・エド・シーラン | Spotify
・エド・シーラン - Wikipedia
・Ed Sheeran - Wikipedia