【HIPHOPをDIGる】ブッ飛んだ天才ラッパー!NBAヤングボーイとは?

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洋楽コラム

今回は、才能やアティチュード全てがブッ飛んだラッパーである『NBA YoungBoy(NBAヤングボーイ)』をみていきながらHIPHOPを簡単に掘り下げていこうと思います。

このシリーズでは、これからHIPHOPを知りたいという方向けに端的にアーティストを掘り下げてオススメ曲などを紹介していきますので、もし気になる曲やアーティストがいたら、ぜひプレイリストなどの参考にしてみてください。

お騒がせの天才ラッパー!NBAヤングボーイのHIPHOP遍歴とは?

NBAヤングボーイこと、 YoungBoy Never Broke Again(ヤングボーイ・ネヴァー・ブローク・アゲイン)はアメリカ・ルイジアナ州出身のラッパー。

いきなりブッ飛んだ情報になりますが、彼は2020年9月から銃刀法違反などの罪で獄中生活を送っています。しかし、本当に驚くべきなのは彼の音楽における才能で、現在弱冠21歳にして数々の快挙を成し遂げてきました。彼が業界に衝撃を与えたのが15歳の時で、1stミックステープ『Life Before Fame』を発表、その後18歳でデビューアルバム『Until Death Call My Name』』をリリースし、US Billboard 200でいきなり24位を獲得、全米総合チャートでTOP10に食い込むなど、新人アーティストとしては類をみない活躍にシーンを震撼させました。

また、彼のファンはデジタルネイティブの若い層が多く、YOUTUBEでの再生回数もとんでもないことになっています。最も再生回数が多い曲は1.2億回超え、2位・3位もほぼ同率で1.1億回を超えており、圧倒的なスピードで今もなお人気を伸ばし続けています。またそれらの多くは彼がまだ17歳の時の曲であるということも凄まじいです。

しかしその一方で、冒頭に挙げたように多くの問題を起こしたことで注目を集めることも多いです。私は個人的に、ここに彼のラッパーとしてのリアリティがあると思っています。

何度かそういった事件を起こしている彼ですが、最近話題に上がったのが2020年4月の出来事で、元ボクサーの著名人フロイド・メイウェザーの娘であるイヤンナとNBAヤングボーイは付き合っていたのですが、なんと彼のもう一人の恋人と鉢合わせてしまいます。そして最悪なことにそこで傷害事件が起こってしまいます。

このように自身だけでなく、周りも巻き込んで笑い話にならないような生活を送りながらも、獄中からのリリースで全米チャートで一位を取るなど類稀なる才能を発揮する彼に惹かれてしまうファンも多いようです。

そんなNBAヤングボーイの音楽性を知るために、ここでは彼の素晴らしさが表れている曲を紹介しようと思います。

私が思う『NBAヤングボーイ』の代表的な曲はこちらです!

YouTubeYoungBoy Never Broke Again - No Smoke - YouTube

私が個人的にNBAヤングボーイの魅力が溢れていると思う曲はこの“No Smoke”です。

なんといっても、

“繊細ながら力強くメロディアスなラップスキル”がとてもよく現れています。

どこにいてもファンを魅了する彼の動きにこれからも注目が集まります。そして彼のように私生活も音源も非常に面白いラッパー達はたくさんいるので、興味があれば付随した他のアーティストも掘ってみると面白いかもしれません。

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WRITER

TOY吉

洋楽なら幅広く聴きますが特にHIP HOP、R&B、ソウル、ファンクを好みます。