【HIPHOPをDIGる】唯一無二の独創性!Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)とは?

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洋楽コラム

今回は、西海岸HIPHOPの親ドクター・ドレの同朋レジェンドラッパー『Snoop Dogg(スヌープ・ドッグ)』をみていきながらHIPHOPを簡単に掘り下げていこうと思います。

このシリーズでは、これからHIPHOPを知りたいという方向けに端的にアーティストを掘り下げてオススメ曲などを紹介していきますので、もし気になる曲やアーティストがいたら、ぜひプレイリストなどの参考にしてみてください。

HIPHOPの新時代を創った!Snoop DoggのHIPHOP遍歴とは?

Snoop Doggこと、Calvin Cordozar Broadus, Jr.(カルバン・ブローダス)はカリフォルニア州のロングビーチ出身のラッパーで、全盛期はレジェンドであるドクタードレーとともにHIPHOPの新たな形を作ってきました。

元々はギャングの一員として荒れ果てた幼少期を過ごしてきたスヌープ・ドッグ(当時はスヌープ・ドギー・ドッグと名乗っていました)。そこからラップに専念しようと1991年にネイト・ドッグ、ウォーレン・Gと共にクリーク213というユニットを結成します。そしてその後に西海岸の親とも言える存在のドクター・ドレーにその才能を見出され、1992年「ディープ・カヴァー」でレコード・デビューを果たしました。さらにその後、ドクター・ドレーの伝説的ソロ・アルバムである『クロニック』にフィーチャーされ、西海岸HIPHOPの礎を築きました。

常に自分のスタイルと徹底的に向き合いながら、最先端のオリジナリティを維持し続ける才能は彼の大きな魅力です。また、彼がスヌープ・ドッグとしてそのスター性を長く維持してきた背景には、卓越したリリックのスキル、ラップに留まらないカルチャーに対する影響力、そしてアーティストとしての軸があると思います。

彼が生み出す楽曲のエッセンスには、R&B、レゲエ、ロック、ソウル、そしてチャーチソングまで、多くのジャンルが含まれていて、それまでのラッパーのスタイルとしては斬新なものでした。彼の芸術に対する姿勢が、ここまで大きな人気と影響力を生み出していることは間違いないでしょう。

唯一無二と言われる天性の声質と巧みなフロウによるラップ・スタイルはすでに誰も真似できない粋に入っています。そして自身の音楽活動だけでなく若手の育成、彼が持つバスケット・ボール・チームを通じた社会貢献、俳優としてハリウッド界への進出など、彼の一挙手一投足には世界中から大きな注目が常に集まっています。

そんなカリスマSnoopDoggの音楽性を捉えるために、ここでは彼の素晴らしさが表れている曲を紹介しようと思います。

私が思う『Snoop Dogg』の代表的な曲はこちらです!

Snoop Dogg & Wiz Khalifa – Young, Wild and Free ft. Bruno Mars – YouTube

私が個人的にSnoop Doggの魅力が溢れていると思う曲はこの“Young,Wild and Free”です。

なんといっても、

“メロディアスなピアノリフに彼の少し枯れたような優しいラップが見事にマッチしている”がたまりません。

これからもまだまだ、彼を中心としたHIPHOP界の動きには注目が集まりますし、そこからの文脈は無限に広がっているので興味があれば他のアーティストも掘ってみると面白いかもしれません。

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WRITER

TOY吉

洋楽なら幅広く聴きますが特にHIP HOP、R&B、ソウル、ファンクを好みます。

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