もっと売れていい洋楽おすすめ4選(PART5)どこか懐かしさのある世界で今人気の高い新曲

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洋楽コラム

本来であればもっと売れていいと感じる編集部厳選のおすすめ洋楽シリーズ第5弾。

洋楽の好みは近年細分化される傾向にある中で、誰もが聴くようなヒット曲が減少しています。

世界のヒットチャートではトップ10入りしてても日本では?と感じる今日この頃。

ラジオのチャートでは上位にランクインする洋楽もある中、ビルボードのジャパンホット100などにはなかなか入ってこなくなってしまっている洋楽の現状に、少しでも興味をそそるような洋楽をご紹介できればと思います。

当たり前のように聴いてる人もいると思いますが、最近の洋楽をあまりご存じない方は是非ご覧頂き、一度聴いてみてください。

もっと売れていい洋楽おすすめ4選

BIRDS OF A FEATHER / Billie Eilish

Billie Eilish - BIRDS OF A FEATHER - YouTube

「BIRDS OF A FEATHER」は懐かしめのニューウェイヴが新鮮な1曲。

Billie Eilish(ビリー・アイリッシュ)がここまで爽やかでメロディアスに歌うのもなかなか珍しく、幅広い層で受け入れられそうな曲になっています。

Birds of a feather, we should stick together, I know
I said I'd never think I wasn't better alone
Can't change the weather, might not be forever
But if it's forever, it's even better

And I don't know what I'm cryin' for
I don't think I could love you more
It might not be long, but baby, I

I'll love you 'til the day that I die
'Til the day that I die
'Til the light leaves my eyes
'Til the day that I die

羽を持つ似た者同士 私たちは一緒にいたほうがいい
言ったよね 私は決して一人がいいなんて思っていないって
天気は変えられないし、永遠ではないかもね
でももしこれが永遠に続くなら、そのほうがずっといいよね

あと なんで泣いてるのかわからない
これ以上はないほどあなたを愛してる
長い時間ではないけれど でもベイビー 私は

私が死ぬ日まであなたを愛し続けるよ
私が死ぬ日まで
私の瞳から光が消えるまで
私が死ぬその日まで

特に特徴的なのが後半のハイトーンボイス。曲に繊細さと心地よさを与え、特に「bad guy」の印象しかない方にとっては驚くような曲になってるのではないでしょうか。

新曲なのに、80年代の雰囲気すら感じるサウンド作りにストレートな歌詞がマッチしています。

海外では新たなウエディング・ソングとして受け入れられ始めているようで、今後新定番としてさらに認知されるかもしれません。

最新アルバム『HIT ME HARD AND SOFT』の収録曲で、当初よりリード曲の「Lunch」や日本でも話題となった「Chihiro」に並んでヒットチャートにランクインしていましたが、そこから人気が広がりSpotifyのグローバル・チャートで1位を獲得。ビルボード・ジャパンの洋楽チャートでも実は1位を獲得していますが、ジャパン・ホット100にはランクインしていません。

おそらくは今最も上位にランクインする可能性のある洋楽なんですが、洋楽チャートで1位になってもホット100に入れないということはたまにしか洋楽を聴かないような層にはまだまだ認知されてないのかもしれません。
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Die With A Smile / Lady Gaga, Bruno Mars

Lady Gaga, Bruno Mars - Die With A Smile - YouTube

Lady Gaga(レディー・ガガ)とBruno Mars(ブルーノ・マーズ)のビッグネームによるコラボ・ソング。

If the world was ending
I'd wanna be next to you
If the party was over
And our time on Earth was through
I'd wanna hold you just for a while
And die with a smile
If the world was ending
I'd wanna be next to you

世界がもうじき終わるとしたら
君に寄り添っていたい
楽しい宴がお開きになり
この世での残りの時間がわずかなら
君を抱きしめていたい ほんの少しの間だけ
そして微笑みながら死にたい
世界がもうじき終わるとしたら
君の隣にいたい

どちらの雰囲気も持ったメロディーラインが特徴的で、近年ではかなり最強のデュエットと言えそうです。

これはブルーノ・マーズが新曲を制作していた自身のスタジオにレディー・ガガを招待したことをきっかけに生まれた曲で、ブルーノ・マーズが制作途中だった曲を派生させ、他の作曲家も加えて作られています。

どちらも日本での人気を考えれば大ヒットしてもおかしくないくらいの名曲だと思います。
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Good Luck, Babe! / Chappell Roan

Chappell Roan - Good Luck, Babe! - YouTube

Chappell Roan(チャペル・ローン)の世界的ブレイクのきっかけとなった1曲。

この曲と共にアルバムもヒットしていて、今一番注目されているアーティストのひとりです。

You can kiss a hundred boys in bars
Shoot another shot, try to stop the feeling
You can say it's just the way you are
Make a new excuse, another stupid reason
Good luck, babe (Well, good luck)
Well, good luck, babe (Well, good luck)
You'd have to stop the world just to stop the feeling
Good luck, babe (Well, good luck)
Well, good luck, babe (Well, good luck)
You'd have to stop the world just to stop the feeling

バーで100人の男とキスすればいい
もう一杯飲んで感情を押し殺せばいい
自分はこういう人間だって言えばいいよ
また言い訳やくだらない理由を並べて
グッドラック、ベイブ!せいぜい頑張って
世界を止めなきゃその感情だって止まらない
グッドラック、ベイブ!せいぜい頑張って
世界を止めなきゃその感情だって止まらない

チャペル・ローンがブレイクした直接的なきっかけとなっているのが今年のコーチェラ。彼女にとって初のコーチェラでしたが、インパクトのあるメイクや衣装、ライヴ・パフォーマンスで日本的に言うと爪痕と残しました。

話題になったことをきっかけに「Good Luck, Babe!」はじわじわと多くの国のチャートにランクインするようになり、日本でも少しずつ認知され始めています。

これまで多くのヒット曲の制作に参加してきたJustin Tranter(ジャスティン・トランター)と、Olivia Rodrigo(オリヴィア・ロドリゴ)のほとんどの楽曲制作に参加しているDan Nigro(ダン・ニグロ)と一緒に制作した「Good Luck, Babe!」は、チャペル・ローンの幅広い音域をフル活用しながら、70年代や80年代のようなレトロな雰囲気を持ち、幅広い年代が好みそうな曲だと思います。

こういう曲こそ日本でもヒットしてもおかしくないのでは?と思える曲です。
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Beaches / beabadoobee

beabadoobee - Beaches - YouTube

ラストはbeabadoobee(ビーバドゥービー)の最新シングル。

'Cause days blend to one when I'm on the right beaches
And the walls painted white, they tell me all the secrets
Don't wait for the tide just to dip both your feet in
'Cause I'm sure now, I'm sure

自分に合ったビーチにいると、日々はひとつに溶け合って
白く塗られた壁が、すべての秘密を教えてくれる
潮を待って両足を浸すだけじゃダメ
だって今、確信しているから

90年代から2000年代にかけてのインディー・ポップ、インディー・ロックのようなサウンドは日本でももっと人気を得られると思います。

邦楽で言えばthe brilliant greenが好きだった方には刺さりそうな気がします。

ビーバドゥービーは少しずつですが確実に人気を集めているので、ここで一気に花開いてほしいというのもあるのですが、世界的に見るとこの曲が収録された最新アルバム『This Is How Tomorrow Moves』は全英アルバムチャートで初の1位を獲得しています。

特にこの曲のような前向きな歌詞は共感を得られやすいと思うので、もっと多くの人に聴いてほしい1曲です。
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まとめ

今回は「どこか懐かしさのある世界で今人気の高い新曲」というテーマで4曲ご紹介しました。

この「どこか懐かしさのある」というのは最近のヒットの傾向な気がしますが、日本だけなぜかうまくフィットしていない気もします。

特にアーティストを認知していても最近の曲はあまり知らないな、と感じる方は是非一度聴いてほしいなと思います。

特に若い方にももっと届くと嬉しいです。

先日、オリコンがTikTok音楽チャートの集計を開始しました。見てみると、上位50曲のうち洋楽はなんと0。

そもそも耳にする機会が少なくなっているんだなと感じる結果でした。

これらはあくまで評論家でも批評家でもない編集部としての見解ではありますが、たとえ少しでも洋楽のヒットに貢献するためにも本記事のようなシリーズで今後もおすすめの洋楽をご紹介していきます。

気になった曲がありましたら是非SpotifyやApple Musicなどのストリーミング・サービスで聴いてみてください。

以上、「もっと売れていい洋楽おすすめ4選(PART5)どこか懐かしさのある世界で今人気の高い新曲」でした。

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洋楽まっぷ編集部

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