Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)の人気曲ランキングTOP20・おすすめアルバム6選をご紹介。
ボン・ジョヴィは80年代結成のロックバンドとしてはトップクラスの人気を誇り、日本での人気も高いバンドです。
ボン・ジョヴィのプロフィール
Bon Jovi(ボン・ジョヴィ)は、はトータルセールス1億2,000万枚以上を誇るニュージャージー州セイヤービルのアメリカンロックバンド。
現メンバーはJon Bon Jovi(ジョン・ボン・ジョヴィ)、David Bryan(デヴィッド・ブライアン)、Tico Torres(ティコ・トーレス)、Hugh McDonald(ヒュー・マクドナルド)、Phil X(フィル・X)の5人編成。
2018年「ロックの殿堂」入りを果たし、トータルセールス1億3,000万枚以上を誇る世界的バンド。日本でも人気が高く、2枚のアルバムがミリオンセールスを記録しています。
日本で今最も知られている曲としてはなかやまきんに君のネタでもかかる「It's My Life」かもしれません。これをきっかけにテレビ番組でマッスル系の企画がある時には必ずと言っていい程BGMになっていますね。
CHECK!!
・Bon Joviのプロフィール・バイオグラフィーまとめ
ボン・ジョヴィの人気曲ランキングTOP20
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Who Says You Can't Go HomeBon Jovi, Jennifer Nettles
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング19位は『Have a Nice Day』収録の「Who Says You Can't Go Home」。
ジョン・ボン・ジョヴィのルーツと故郷ニュージャージーへの情熱を反映した曲。Jennifer Nettles(ジェニファー・ネトルズ)とのデュエットは米ビルボードのホット・カントリー・ソング・チャートで1位を獲得しました。
『Have a Nice Day』収録
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We Weren't Born to FollowBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング19位は『The Circle』収録の「We Weren't Born to Follow」。
困難に直面しても自分らしくあり続けることの重要性や、困難を乗り越えて成功する喜びが歌われた1曲。何より歴史上の重要な出来事や人物の映像や写真が散りばめられる中でビルの屋上で歌うミュージック・ビデオが全ての人を讃えているような印象もあってかっこいいですね。
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MisunderstoodBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング18位は『Bounce』収録の「Misunderstood」。
自分の本当の感情や思いが相手に理解されないことや、コミュニケーション不足に対する苦悩を描き、失敗や誤解にもかかわらず、愛情や関係を守ろうと歌われた1曲。日本では「Bounce」と両A面シングルとしてリリースされ、翌月アメリカでも単独でリリースされました。
『Bounce』収録
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Keep the FaithBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング17位は『Keep the Faith』収録の「Keep the Faith」。
ドライブ感のあるベースラインとかき鳴らすようなギターが特徴で、ジョンがパーカッションを持って歌うのもライブでよく見る光景。困難に立ち向かう強さや信念について歌われており、非常に前向きなメッセージが込められた1曲です。
『Keep the Faith』収録
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In These ArmsBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング16位は『Keep the Faith』収録の「In These Arms」。
永遠の愛と献身について歌った曲。ロックのジャンルではありますが、かなりポップスよりなアレンジとなっていて、ボン・ジョヴィの中でも最高にかっこいい曲のひとつです。ファンの人気も高くライヴでも長く歌われ続けた名曲です。
『Keep the Faith』収録
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(You Want to) Make a MemoryBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング15位は『Lost Highway』収録の「(You Want to) Make a Memory」。
ソングライティングにDesmond Child(デズモンド・チャイルド)も参加した1曲。現時点でボン・ジョヴィが全米ビルボードホット100でトップ40に入った最後のシングルとなっています。1990年の映画『ゴースト』をモチーフに死別してしまったカップルについての物語を描いたミュージック・ビデオも人気です。
『Lost Highway』収録
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Born to Be My BabyBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング14位は『New Jersey』収録の「Born to Be My Baby」。
ジョン・ボン・ジョヴィ、リッチー・サンボラ、デズモンド・チャイルドの3人によって愛と献身をテーマに書かれた当時のボン・ジョヴィの王道的な曲。パワフルなロックスタイルでありながらキャッチーなメロディが印象的な曲です。
『New Jersey』収録
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Thank You for Loving MeBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング13位は『Crush』収録の「Thank You for Loving Me」。
無条件の愛とその愛に対する感謝の気持ちを表現したバラード。ジョン・ボン・ジョヴィが彼の妻であるドロシア・ハーレイに対する感謝の気持ちを込めて書いたと言われています。
『Crush』収録
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This Ain't a Love SongBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング12位は『These Days』収録の「This Ain't a Love Song」。
ボン・ジョヴィらしいメロディラインのバラードでありながら、リズム・アンド・ブルースの影響を受けた曲。失恋とその後の感情、特に未練について触れています。
『These Days』収録
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Never Say GoodbyeBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング11位は『Slippery When Wet』収録の「Never Say Goodbye」。
80年代のボン・ジョヴィのバラードの中でも特に知名度の高い人気曲。日本ではよくテレビ番組の感動場面などで使用されていました。
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Have a Nice DayBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング10位は『Have a Nice Day』収録の「Have a Nice Day」。
タイトルは幅広い意味で解釈できるように設けられたテーマでありながらも会話の終わらせる意味合いもあり、2004年のジョージ・W・ブッシュの再選に対するジョンの失望に対する皮肉で反抗的な反応であったことも知られています。オリコンのシングルチャートでは10位にランクインし、洋楽バンドとしては23年ぶりにトップ10入りを果たしました。
『Have a Nice Day』収録
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Bad MedicineBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング9位は『New Jersey』収録の「Bad Medicine」。
デヴィッド・ブライアンのキーボードが印象的なイントロで始まり、アルバムの中で最も陽気でハードな曲になっています。全米では3曲目となる1位を獲得しています。
『New Jersey』収録
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I'll Be There for YouBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング8位は『New Jersey』収録の「I'll Be There for You」。
人気が最高潮だった時期にリリースされすぐに全米1位を獲得した代表的なバラードのひとつ。愛する人への永遠の支えと誓いを表現した王道な歌詞で多くのファンを魅了しました。
『New Jersey』収録
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RunawayBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング7位は『Bon Jovi』収録の「Runaway」。
デビュー曲で、「夜明けのランナウェイ」という邦題もつき、さらには麻倉未稀さんによるカバーもリリースされました。
キャリア初期に制作された未発表デモ音源、いわゆる「Power Station Demos」のために用意された曲で、40周年を記念してリリースされたデビュー・アルバム『Bon Jovi』40周年記念盤ではジョンがカセットに吹き込んだオリジナル・デモ、バンドの初期のリハーサル音源、オルタナティヴ・テイク、バンド初のヒット曲の拡張バージョンが収録されています。
1983年、地元のラジオ局WAPP 103.5FM「ザ アップル」がセント・ジョーンズ大学と共同で、最も優れた未契約バンドを探すコンテストを開催。この曲がコンテストで優勝した後、1983年の夏にラジオでヒットしたことをきっかけに、ビルボードホット100では39位とデビュー曲ながらトップ40入りを果たしました。
『Bon Jovi』収録
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Bed of RosesBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング6位は『Keep the Faith』収録の「Bed of Roses」。
ジョン・ボン・ジョヴィが二日酔いに苦しんでいるときにホテルの部屋で書いた曲。
80年代のグラムメタルバンドとして成功した後、新たなバンドの方向性が示された曲となり、全米では4年ぶりにトップ10入りを果たしたヒット曲です。
『Keep the Faith』収録
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Wanted Dead Or AliveBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング5位は『Slippery When Wet』収録の「Wanted Dead Or Alive」。
西部開拓時代のヒーローを崇拝していることへの敬意が含まれたカントリー・ロックの要素を取り入れたグラムメタル。
すべてのロックバンドのライフスタイルは、太陽が昇る前に町に乗り込み、お金、女の子、酒を盗む若い泥棒のバンドであるという点で、無法者のライフスタイルに似ている、とのインスピレーションを受けて書かれた曲。
アメリカでは「Livin' on a Prayer」を超える4×プラチナ認定を獲得するヒットとなりました。
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AlwaysBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング4位は『Cross Road』収録の「Always」。
アレック・ジョン・サッチが1994年末に脱退する前にバンドで残した最後のシングル。
元々、ゲイリー・オールドマン主演の1993年の映画『蜘蛛女』のサウンドトラックのためにジョンが一人で書いた曲ですが、映画の試写会がひどかったようでその時点で提供するのをやめたことも知られています。
ベルギー、カナダ、アイルランド、スイスでは最高1位、オーストラリアと英国では第2位、ドイツでは第4位を記録。全米ビルボードホット100でも最高4位と現時点で最後にトップ10入りを果たした曲でもあります。
『Cross Road』収録
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You Give Love a Bad NameBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング3位は『Slippery When Wet』収録の「You Give Love a Bad Name」。
Bonnie Tyler(ボニー・タイラー)の曲「If You Were a Woman (And I Was a Man)」を書いたデズモンド・チャイルドが、思うようにヒットしなかったことでもう一度同じメロディを使って挑戦したという異色作でもあります。
この曲の歌詞は当時ジョンが交際していた女優Diane Lane(ダイアン・レイン)とのことについて書かれたのではないか?との憶測も広がりました。
全米ビルボードホット100では1986年11月29日付でバンド初の1位を獲得。全米キャッシュボックストップ100でも1位、カナダで2位と大ヒットを記録しました。
邦題は「禁じられた愛」。
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Livin' on a PrayerBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング2位は『Slippery When Wet』収録の「Livin' on a Prayer」。
ジョンはこの曲のオリジナルの録音を気に入らなかったようですが、リッチーがアレンジし直してリリースされたハイトーンボイスが印象深い1曲。
1986年12月13日付で「禁じられた愛」に続き2曲連続で全米1位を獲得し、そのまま4週連続首位を記録しました。
シングルは80万枚以上売り上げ、2013年にデジタルリリースされると300万以上の売り上げを記録。ファン投票でも常にトップとなるほど人気も高く間違いなくボン・ジョヴィの代表曲と言えます。
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It's My LifeBon Jovi
ボン・ジョヴィの人気曲ランキング1位は『Crush』収録の「It's My Life」。
2000年代以降の代表曲とも言えるヒット曲で、ソングライターとしてMax Martin(マックス・マーティン)が参加。90年代のイメージからの再ブランディングに成功し、新たなファン層を獲得し、若い世代にもバンドの音楽を広めることに成功しました。
1986年のヒット曲「Livin' on a Prayer」に登場したトミーとジーナを歌詞に再び登場させ、フランク・シナトラのセリフを歌詞で引用しています。
9つの国で1位を獲得し、イギリスでは6年ぶりにトップ3入りを果たしました。米国ビルボード・ホット100では最高33位を記録。
『Crush』収録
ボン・ジョヴィのおすすめアルバム6選
ボン・ジョヴィはこれまでに16枚のスタジオ・アルバムに加えて、ライヴ・アルバムやコンピレーション・アルバムなど多くの作品を出してます。
80年代から2020年代まで時代毎にたくさんの名曲があるため、本当ならスタジオ・アルバムだけでも1度是非聴いてみて頂きたいほどおすすめなものばかりなんですが、中でも特におすすめしたい6枚のアルバムをご紹介いたします。
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Cross Road
1994年10月11日リリースのコンピレーション・アルバム。
デビュー10周年を迎えたボン・ジョヴィが発売した初のベスト盤で、『These Days』がなかなか完成しなかったため新曲を追加して急遽リリースされました。
収録曲「Always」はアメリカでは7年ぶり3枚目となるプラチナ認定を受けるヒットとなり、アルバムは400万枚を売り上げました。
日本ではオリコンアルバムチャートで初めて1位を獲得し、ミリオンセールスを記録。全世界では2150万枚を売り上げるビッグヒットとなりました。
本来なら80年代に爆発的にヒットした『Slippery When Wet』や『New Jersey』などをおすすめしたいんですが、既に40年近く前の作品でもありますし、まずはこの『Cross Road』から聴いてみるのがいいかもしれません。
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These Days
1995年6月27日リリースの6thアルバム。
ベーシストであるアレックの脱退後初の4人編成でリリースしたアルバムです。
ただ日本では当時『Cross Road』がミリオンセールスを記録するヒットとなっており、さらに3大ドームでの来日公演を行い人気は最高潮。今作は最終的に130万枚を売り上げ2枚目のミリオンセールスを記録。数少ないスタジオ・アルバムでミリオンを獲得した洋楽アルバムとなりました。
リリース後しばらく経ってから歌詞やサウンドがダークな世界観を有している曲が多く収録されている事に気づき、「失敗作だ」とまで公言した時期もあったアルバムなんですが、ひとつの作品として考えるととてもそうは思えないのでおすすめしたい1枚です。
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Crush
2000年6月13日リリースの7thアルバム。
メンバーはソロ活動に専念していたため前作から5年ぶりとバンド史上最も前作からの期間が空いてのリリース。
制作段階に入る際『Slippery When Wet』のプロデューサーのBruce Fairbairn(ブルース・フェアバーン)と再び迎える予定でしたが、彼が亡くなってしまい新たなプロデューサーを迎えるまでに時間を費やし、最終的には新たなサウンドを得られたアルバムとなりました。
収録曲の「Next 100 Years」はJ-FRIENDSに提供した楽曲で、ボン・ジョヴィが日本のアーティストに未発表曲を提供し、セルフカバーで収録するという日本のファンにとっては嬉しいサプライズも。
サウンドの進化は今でも新しく感じるほどで、20年以上前の作品ですが古さを感じない1枚です。
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Have a Nice Day
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Lost Highway
2007年6月8日リリースの10thアルバム。
バンドがもともと持ち合わせていたカントリーの側面を前面に押し出した、カントリー・アルバムと言ってもいいレベルの1枚。
有名なカントリーのソングライターやアーティストと曲を書くことを目的としてテネシー州ナッシュビルにてレコーディング。カントリーデュオBig & Rich(ビッグ&リッチ)、同じくカントリー歌手のLeAnn Rimes(リアン・ライムス)がゲスト参加した楽曲がそれぞれ収録されています。
米ビルボードチャートでは19年ぶりに1位を獲得し、オランダ、ドイツ、スイス、日本でも1位を獲得しています。
年齢を重ねバランスの取れたサウンドにジョンの歌声がマッチして耳心地のいいアルバムになっています。
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This House Is Not for Sale
2016年11月4日リリースの14thアルバム。
リッチーの脱退、フィル・Xの加入、ヒュー・マクドナルドのメンバー昇格など入れ替わりを経ての初のアルバム。
さらにマーキュリー・レコードとの32年間の関係に終止符が打たれて以来の初のアルバムと、バンドにとってはキャリアを一度取っ払った原点回帰に近いものとなりました。
この間の数年に起こった出来事が歌詞にも反映されているため、バンドの歴史のひとつとして語るべき曲が多い作品です。
ジョンは主に『Have a Nice Day』以来プロデューサーとして長く関わり2024年に正式メンバーとなったJohn Shanks(ジョン・シャンクス)や、『Crush』以来時折ソングライティングに参加しているBilly Falcon(ビリー・ファルコン)と共作しており、ジョンの色が強く出すぎているわけでもないのが特徴かもしれません。
またサウンド面でもリッチーからフィル・Xに変わったことで全体のサウンドにフィットするような演奏が多いのはバンドの音色の変化として大きなものになっているようにも感じます。
リッチーが脱退したことで物足りなさを感じる人はおそらくたくさんいるんですが、それでもバンドを継続するために残ったメンバー、新たなメンバーで完成させた力強さみたいなものさえ感じる1枚です。
まとめ
ヒット曲の多いアーティストは、初期、中期、後期とサウンドが大きく変わっていくことが多く、ボン・ジョヴィも80年代のハードロック系から進化していき、時代に合ったロックサウンドを常にファンに提供してくれています。
サウンドが進化し続けるからこそ飽きないですし、新たなファン獲得にも繋がっているのかもしれません。
メンバーの脱退やアルバムの質など明らかな波があることももはやバンドの特徴のひとつ。それでもデビューから40年以上現役で活躍し、日本では未だに人気の高い数少ないバンドだと思いますので、知ってる方はもちろん大好きな方も大勢いるかと思いますが、特に若い方にたくさん聴いて頂きたいです。
※人気曲ランキングはYouTubeの総再生数、Spotify、Apple Musicのトップソングをポイント化して集計。人気アルバムは国別のレコード協会が認定したダイヤモンド、プラチナ、ゴールドの値を集計したものになります。不定期で更新していきます。
参考記事
・Bon Jovi - YouTube
・Bon Jovi - Apple Music
・ボン・ジョヴィ | Spotify
・ボン・ジョヴィ - Wikipedia
・Bon Jovi - Wikipedia