【洋楽】唸れギター!おすすめ2020年以降に発売された北欧メタル5選

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洋楽コラム

コロナの影響でライブ活動の自粛やアルバムの延期などが多く発生した2020年代。厳しい中でもアルバムをリリースして外出自粛中のメタルファンを湧かせてくれたバンドも多く存在します。今回の記事では前回に引き続き2020年に発売されたアルバムを5つ紹介していきます。

【洋楽】唸れギター!2020年代に発売された北欧メタルアルバム5選

1・EMBLAS SAGA(BROTHERS OF METAL)

BROTHERS OF METAL – Kaunaz Dagaz – YouTube

BROTHERS OF METAL(ブラザーズ・オブ・メタル)はスウェーデンのパワーメタルバンド。ギター3人とボーカル3人によるヘヴィメタルを超えた重厚なサウンドが特徴。ヴァイオリンなどの楽器を含まれないメタルのベクトルのまま純粋に音圧とパワーが増したサウンドはパワーメタルのオーケストラともいえるパワフルなサウンドを持つバンドです。前作のアルバムと比べるとメロディがややフォークメタル寄りになった印象となった印象があり、フォークメタル好きもパワーメタル好きもどちらも楽しめる1枚となっています。

2・Grim(Dark Sarah)

Dark Sarah – “Dance With The Dragon” feat. JP Leppäluoto – YouTube

Dark Sarah(ダーク・サラ)はフィンランド発のシンフォニックメタルバンド。オペラ系のボーカルと重厚感あるオーケストラサウンドが特徴。シネマティックなヘヴィメタルとも言えるドラマ性の強い楽曲つくりと美しいサウンドを持つバンドです。前作のアルバムと比べるとしっかりとしたギターリフがより聴こえるようになっており、より聴きやすくなったアルバムとなっています。

3・Vanagandr(Thyrfing)

Thyrfing – Järnhand – YouTube

Thyrfing(ザイアフィング)はスウェーデン発のヴァイキングメタルバンド。元はブラックメタルバンドとして活動していたという獣のようなデスボイスとヴァイオリンが奏でる叙情的なメロディが特徴。7年前に発売した前作のアルバムと比べるとダークさは減ったもののBPMの高い楽曲が増えてより聴きやすくなった印象があります。

4・Swagger & Stroll Down The Rabbit Hole(Diablo Swing Orchestra)

Diablo Swing Orchestra – Celebremos Lo Inevitable – YouTube

Diablo Swing Orchestra(ディアブロ・スウィング・オーケストラ)はスウェーデン発のアヴァンギャルドメタルバンド。ポップなサウンドながらジャズやプログレッシブロックなどの要素が強い予測不能なメロディが特徴。別名、スウィングメタルとも呼ばれたチェロ、トランペット、トロボーンなどの吹奏楽器とエレキギターの親和性を感じるバンドとなっています。前作よりも曲中での展開が増え、より予測不能な楽曲の展開を見せる「変態」という言葉の似合うバンドとなっています。

5・Under a Godless Veil(DRACONIAN)

DRACONIAN – The Sethian – YouTube

DRACONIAN(ドラコニアン)はスウェーデンのゴシックメタルバンド。ダークで重々しい曲調の中にちりばめられた美しいメロディが特徴。神秘的な楽曲にビョークのようなボーカルとデスボイスの強烈なコントラストを詰め込んだブラックメタルとゴシックメタルのハイブリットともいえる独特の音楽性を持つバンドとなっています。前作のアルバムと比べると雰囲気はあまり変わらないものの少しファンタジー感のあるメロディの楽曲が増えた印象があります。

まとめ

2020年以降に発売した北欧メタルのアルバムを紹介させていただきました。メタル以外のバンドも活動自粛が余儀なくされる中、今年リリースのアルバムも多くあり、中には今年デビューアルバムを発売するバンドも出てきたりとメタルの力強さを感じる2年間だったと私は感じています。この機会にあらゆるジャンルのメタルの宝庫となった北欧のメタルを聴いてみてはいかがでしょうか。

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WRITER

神田川響

ライターの神田川です。バリ島まで本場のケチャを観に行きたい。

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