【HIPHOPをDIGる】カルチャーを築き上げた伝説のグループ！RUN DMCが世に影響を与えた曲３選

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2022-02-22

HIP HOPの基盤がどのように作り上げられたのか。

普段何気なくラップミュージックなどを聴いている方でも、なかなか知る機会がないということがあるかと思います。

今回は、伝説的なHIP HOPグループ『RUN DMC（ラン・ディーエムシー）』を取り上げることによりHIP HOPの歴史をDIGる（ディグる）機会につなげていこうと思います。

【RUN DMC】をDIG（ディグ）る

RUN DMC（ラン・ディーエムシー）はニューヨーク出身の3人組HIP HOPグループで、ラップというものがジャンルの垣根を超えて広く受け入れられる契機をつくった伝説のグループです。

1982年に結成以降、スニーカーやジャージなどのB-BOYスタイルを確立するなど文化として新たなHIP HOPスタンスを提示していくものの、2002年にメンバーのジェイが突然何者かに射殺され活動休止を余儀なくされました。

まずはこの曲。
それまでのHIP HOPにはなかったロックサウンドの荒々しさが存分に現れています。ビートも重厚で非常に大衆性があります。この曲によってパブリック・エネミーなどを筆頭にニューヨークスタイルのオシャレなノリ感のあるHIP HOPが爆発的に広がっていきました。

続いてはこちらの曲です。
オーケストラヒットのようにバシンッとサンプリングしたレコード音源を飛び道具のように使っています。途中で少し入るDJプレイもオシャレで新鮮さがあります。この曲により、アディダスの人気が爆発的に広がり、ラッパーのみならず多くの若者にストリートカルチャーを根づかせました。

そして最後はおすすめの曲。

彼らのデビュー作であるこの作品ですが、ビート感が当時としてはかなり異質で単純なダンスビートというよりは単純にサウンドの良さとしても聴けるロックミュージックを内包しています。重々しいキックが癖になる一曲です。ニューヨークのオシャレなHIP HOPという感じですね。

今回は以上になります。

RUN DMCは今まで紹介してきたラッパー達の生みの親とも言える存在です。彼らが開拓してきた道の先に現代の多くのスタイルのラッパーがいるのです。また、ファッションに関しても多くの方が彼らの恩恵を受けているのではないでしょうか。今回の紹介が音楽から文化を感じるという体験の足掛かりになれば幸いです。