兄のSlim Jxmmi（スリム・ジミー）と弟のSwae Lee（スウェイ・リー）の兄弟による2人組Rae Sremmurd（レイ・シュリマー）。トラップ界隈の超人気兄弟です。
今回はレイ・シュリマーのストーリー、おすすめ曲などからHIP HOPをDIGる（ディグる）、つまり簡単に掘り下げていこうと思います。
【レイ・シュリマー】をDIG（ディグ）る
Rae Sremmurd（レイ・シュリマー）は、アメリカのミシシッピ州のテューペロ出身で現在アトランタを拠点として活動している兄弟ラップデュオグループ。
2013年にアメリカのトップビートメーカーであるMike Will Made It（マイク・ウィル・メイド・イット）に才能を見出され、彼の事務所であるEar Drummers entからデビューを果たします。彼らはデビュー直後から爆発的な人気を博し、常に再生回数は億越え、2016年にはマネキンチャレンジというトレンドで彼らの曲が使われてさらにブレイクを果たし、瞬く間にトラップ界の大スターになりました。
【レイ・シュリマー】が HIP HOP に影響を与えた曲+おすすめ
①『Throw Sum Mo』
Rae Sremmurd ft. Nicki Minaj, Young Thug – Throw Sum Mo – YouTube
この曲は彼らの名刺がわりの一曲と言えるでしょう。
Nicki Minaj, Young Thugといった超大御所を客演に迎えていますが、全く食われていなく、むしろシナジーを生み出しています。再生数も１億を超えており、この曲でトラップの一スタイルが確立され、多くの若手ラッパーのフロウに影響を与えました。
②『No Flex Zone』
Rae Sremmurd – No Flex Zone – YouTube
続いてこの曲もかなりの影響力です。
クラブで一度は聴いたことあるのではないでしょうか。2014年にアメリカでブームを引き起こした曲になります。再生数も３億を超えており、先に挙げた『Throw Sum Mo』とは少し違って獰猛なサブベースが特徴の曲です。こういった荒々しいFlexなトラップのスタイルを世に広めたのは彼らの影響と言ってもいいかもしれませんね。この曲以降、弾けたスタイルの若手ラッパーがたくさん現れました。
③『No Type』
Rae Sremmurd – No Type – YouTube
こちらもブームを引き起こした曲。本当にヒットを飛ばしまくりです。
HIPHOPデュオで、この二人のように高音のオートチューン系のラップと、少し低めのナチュラルに近いラップを掛け合わせたスタイルは彼らが先駆けのように感じます。軽やかにシーンを駆け回りポップにも通ずるところがある彼らの動きはその後のシーンの傾向を見ていくのに大切な要素かもしれません。おすすめです。
まとめ
今回は以上になります。
トラップ界は若手が切り開いていったイメージが特に強いですが、彼らのように超売れっ子で派手に遊びながらラップするというようなスタイルに憧れたラッパー達も多いと思います。フレッシュなスタイルが好きな方はぜひ一度掘ってみると面白いと思います。
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